八ヶ岳1: コテージライフ、信玄棒道ハイキング、三分一湧水の仕組み

この記事は約4分でお読みいただけます。

蓼科から八ヶ岳に引っ越し

海の日の3連休の最終日、軽井沢でのカーリングの試合が終わったのは19時頃だったので、今日から滞在するネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原のコテージに着いたのは21時頃でした。

もう真っ暗で外の景色は分かりませんが、LDKは広々としていて快適そうです。

遅い夕食に、佐久の鯉の洗いや、ニジマスの塩焼きをいただきました。

コテージライフ

今回のコテージには、大きめのバルコニーが付いていました。

ヒグラシの鳴き声を聞きながら、周りの木々の中を走り回るリスを眺めながら、バルコニーでティータイムを楽しみました。

LDKにたくさんある窓から木々を眺められるのも良かったです。

最寄りのスーパーにヤマメやアユの稚魚が売っていたので、ミニコンロでアヒージョにしながら食べるのが、滞在中の食事の中でも特に美味しく楽しかったです。

信玄棒道ハイキング

滞在2日目は一日中雨でしたが、3日目は天候が回復したので、武田信玄が北信濃を攻略するために造った棒のようにまっすぐな軍用道路「信玄棒道」をハイキングすることにしました。

車を道の駅こぶちさわに駐めて、富士山(写真↘︎)や南アルプスの山々を眺めながら、まずJR小淵沢駅まで2.4kmほど歩いて行きました。

JR小海線に1駅だけ乗って着いた甲斐小泉駅から最初はしばらく舗装路を歩きます。

小荒間という所に江戸時代に国境で旅人や物資の移動を監視していた口留番所の跡がありました。

信玄棒道をたどって歩いて行くと、舗装路が未舗装路になり、ついに山道になりました。

棒道に沿って一丁(約109m)置きに観音像が安置されています。

「信玄が作った道なのだから、馬に乗って歩ければいいのに」と言っていたら、本当に馬で信玄棒道を歩くグループとすれ違いました。

後で調べてみると、小淵沢周辺にたくさんある乗馬クラブのいくつかで、信玄棒道を歩く外乗ツアーをやっているようです。次の機会にはぜひ挑戦したいと思います。

2時間弱、6km余りのウォーキングの後、車を駐めておいた道の駅こぶちさわに到着しました。

三分一湧水の仕組み

信玄棒道の途中でピクニックランチにする予定が、都合の良い場所がなかったので、車で甲斐小泉駅の近くの三分一湧水館という所に戻り、そこのピクニックテーブルでいただきました。

その後、三分一湧水についての説明展示を一通り見て、実際の湧水ポイントを見に行きました。

湧き出した水は、ほんの数m流れた所で3つに分かれて・・・

  • 右側の水路は、白井沢地区の水田をうるおし、鳩川に合流します。
  • 中央の水路は、長坂上条、長坂下条、渋沢の水田をうるおし、鴨川に合流します。
  • 左側の水路は、大井ヶ森の水田を灌漑した後、日野の水田をうるおして、釜無川に流れ込みます。

取り合いになりそうな水を公平に3等分するために、絶妙な位置と形と大きさの三角柱が水溜りの中央に配置されている(写真↑)のが、実におもしろいと思いました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »