母・妹と蓼科・軽井沢の良い所めぐり

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甥っ子が軽井沢で挙げる結婚式に福岡の母と妹が参列する機会に、蓼科に滞在しながらあちこち案内することにしました。

羽田空港で“カレーうどん”

金曜日、母と妹を羽田空港に迎えに行き、ちょうどお昼だったので、空港内のcuudというお店に入りました。新郎の母である東京在住のもう1人の妹は、羽田空港を利用するたびに、ここでカレーうどんを食べるそうです。

私は、普通のカレーとトマトカレーの「ハーフ&ハーフ」を選びましたが、ほとんどの客は同じものを注文しているようでした。

途中でスープに足す出汁(写真右上)が、特に美味しかったです。

霧ヶ峰経由で蓼科のホテルへ

今日から4連泊するホテルアンビエント蓼科に向かう途中、霧ヶ峰富士見台からの展望を楽しみました。

富士山は雲に隠れていましたが、ほんのり赤味を帯びた夕暮れの西空に北アルプスの稜線のシルエットが美しく、槍ヶ岳(写真の右から1/4辺りの尖った山)の槍穂がくっきり見えていました。

キッチン付きの部屋ですが、今回は夕食を自炊するのは今晩だけです。諏訪市街のスーパーで買ってきた食材は、ほとんど酒の肴風のものばかりでした。

ホテルの星空観察会に参加した後、イルミネートされていた女神湖クリスタルチャーチの中をのぞいてみました。

軽井沢のお洒落な建物で夕食会

土曜日、甥っ子の結婚式に参列した後、内輪の親族で集まる夕食会が、軽井沢ホテル ロンギングハウスワイン酒場でありました。さすが軽井沢という感じのとてもお洒落な建物でした。

女神湖畔に春の花

日曜日、起きた時は霧っぽかったですが、朝食後には晴れ渡っていたので、女神湖を一周歩くと、ホテルと反対側の岸の土手にラッパスイセンがたくさん咲いていました。

湖畔の湿地にミズバショウも見つけました。

英国風ガーデンで英国風ランチ

次に、蓼科のバラクライングリッシュガーデンへ行き、ガーデンテラスで英国風のランチをいただきました。私は、前回と同じですが、やっぱりここでは食べたくなるフィッシュ&チップスにしました。

食後にガーデンを一巡りすると、様々な色と形のチューリップが特に見頃で楽しめました。

霧ヶ峰八島湿原ハイキング

日曜の午後は、霧ヶ峰三大湿原の中でも最大の八島湿原を1時間半ほどかけて一周歩きました。

駐車場から時計回りに歩き始めてすぐの池が、たくさん小島が浮かんでいて一番きれいでした。

学生時代にこの湿原を2/3周はしましたが、一周するのは今回が初めてです。

高齢の母がカーリング初体験で2連勝

月曜日は一日中雨の天気予報ですが、午前中は、雨でも平気な軽井沢アイスパークで、母と妹はカーリング初体験、私は隣のシートで個人練習をしました。奥のシートでは今年の世界選手権女子日本代表の中部電力チームが練習中でした。

連休が過ぎて今日は平日なので、体験コース参加者は3人だけでしたが、最後のミニゲームでは、母・妹チームが、もう1人の若い男性に対して2連勝したそうです。

その時に母が、ティーライン奥にある相手の石にフリーズしてナンバー1, 2を取ったナイスショットの動画です・・・

軽井沢のカーリング体験コース参加最高齢記録は90歳だそうですが、それに数年及ばないものの高齢の母のチャレンジ精神は、身内ながら大したものだと感心します。

妹もすっかりカーリングにはまり、続けたいそうです。やった〜!

ハルニレテラスで美味しいピザ発見

妹が軽井沢らしいお店でショッピングしたいとのことで、星野リゾートのハルニレテラスへ行きました。私もここは初めてです。

イル・ソーニョというイタリアンレストランでピザとパスタのランチにしましたが、「生ハムと生しいたけのピッツァわさび風味」が、ユニークな食感でとても美味しかったです。

旧軽井沢銀座でショッピング

最後に旧軽井沢に行きました。

駐車場から銀座通りまで歩く途中に、今の上皇・上皇后両陛下の思い出の場所である軽井沢会テニスコートがありました。

このフランスベーカリーは、ジョン・レノンを魅了した老舗ベーカリーだそうです。

雨の中、銀座通りを歩きながらのショッピングの後、どこかでコーヒーとケーキでもと思いながら北の端まで歩いて行くと、素敵なカフェを見つけました。

新しいお店のようで、とても良い雰囲気でしたが、お値段がびっくりだったので、ここは見るだけにしておき、結局、チャーチストリートにあるカフェで一休みしました。

雨でなければ今日もハイキングを予定していましたが、軽井沢でショッピングもしたいと思っていた妹の希望通りの1日となりました。

白樺林と浅間山

火曜日の朝、ホテルの部屋のカーテンを開くと、天気はすっかり回復して、蓼科山(写真左端)から車山(写真右端)まで、素晴らしい眺めでした。

ホテルをチェックアウト後、母・妹が九州にはない白樺林を見たいとのことで、近くの雨越峠へ行きました。

白樺林の向こう側には、草原の中に造られたクロスカントリーコースがあったので、昨晩の冷え込みで雪が降ったらしい浅間山を眺めながら、コースの一部をぐるりと歩きました。

絶え間なくヒバリの鳴き声がしている中、時々、キツツキのドラミングの音も聞こえました。

霧ヶ峰高原の良い所めぐり

次に、霧ヶ峰富士見台にまた行って、蓼科山〜八ヶ岳連峰〜富士山〜南アルプス〜中央アルプス〜北アルプスの大展望をしばし楽しみました。

その後、車山肩のころぼっくるひゅってに行き、外テラスで車山湿原を眺めながらサイホンコーヒーとシュトーレンをいただきました。標高1,800mの高原ですが、涼しいけど寒くはないちょうど良い気温で、とても爽やかなひと時でした。

霧ヶ峰から諏訪市街へと降りて行く途中で蓼の海に立ち寄りました。私もここは初めてです。

かつては好記録がよく出る天然のスケートリンクだった所が、今はルアー・フライフィッシングの釣り場となっています。

ここも一周歩きました。新緑の美しさと空気の美味しさが印象的でした。

最後に立石公園に寄って諏訪湖を一望しました。

諏訪のカフェランチと美術館

諏訪市街でランチにするのに、豚汁が美味しかった老舗味噌店に行こうと思ったのですが、今日は定休日だったので、前に一度行ったBlue Line Garage Cafe 18でカフェランチにしました。

その時に妻が注文して美味しそうだったバゲット・サンドを今回は私が注文してみると、美味しそうな見かけ以上に味も美味しくて、このお店にはまた来ることになりそうです。

4泊5日の蓼科・軽井沢旅行の最後の最後に、母の希望で諏訪湖畔に建つ原田泰治美術館を訪れました。

信州各地の四季折々の温かみのある絵を楽しみました。


蓼科のヴィーナスラインをドライブしながらの景色は、九州のやまなみハイウェイとよく似たところもありますが、信州でよく見るカラマツや白樺などの林は、九州では見られないものなので、福岡に住む母・妹にとっては新鮮な景色で、楽しんでもらえたようでした。

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