この記事は約4分でお読みいただけます。
最近のマイブームは、日本の閘門めぐりなのですが、長野県にある3つの閘門を訪ねてみました。
(閘門とは、水位差のある水路間で船を通す仕組みで、英語だとロックです。)
釜口水門の現役の閘門
1つ目は、諏訪湖の水が天竜川に流れ出す所にある釜口水門です。
写真(↓)の一番左側が、船を通すための閘門になっていました。
写真(↓)の、手前が水位の高い諏訪湖側の水門、奥が天竜川側の水門で、この2枚の水門を交互に開閉することで、その間の水面の高さを調節して、船が通れるのです。
進入の可否を船に知らせる赤・青のランプや、船に乗っている人が水門を開閉するために引っ張る紐スイッチなどもあり、今もしっかり使われているようです。
旧釜口水門の引退した閘門
2つ目は、旧釜口水門で、今の釜口水門から天竜川の方を見て左手の陸上に昔の閘門部分が残されていました。
旧閘門の上に登ると、今の釜口水門を眺める良い展望台になっていました。
写真(↑)の一番右側に閘門があり、一番左側には魚が通るための魚道があります。
閘門の右側の白い建物内に釜口水門に関する資料室もあり、その歴史や仕組みが分かるようになっていました。
天竜川の謎だらけの閘門
3つ目は、釜口水門から天竜川を数キロ下った所にある西天竜頭首工です。
下流側から見て、堰の一番右側にあるのが閘門(舟通し)のようです。
上流側から見ると、そのすぐ右に魚道があり、さらにその右隣には、とても幅の狭い閘門みたいなものがもう1つあります。
このブログ記事によると、左側の閘門らしきものは実は閘門ではなくて、右側の狭い方が正しい閘門とのことです。
こんなに狭くて深い閘門があるなんて驚きですが、諏訪湖辺りで伝統的な“泥舟”と呼ばれる細長い舟に合わせて、この閘門も造られたらしいです。
解せないのは、閘門の下流側を出た所は、とても浅くて石がごろごろしていることで、これでは、下って来た船は、閘門を出るなりすぐに座礁してしまいそうです。
この閘門は、天竜川の水位がもっと高い時でないと、カヌー/カヤックより大きな船が安全に通るのは難しそうに見えました。
諏訪市街で浮城と奇祭の御柱を見る
閘門めぐりを終えて、諏訪市街にある高島城跡に行ってみました。
「浮城」という別名もあるそうで、確かにそんな雰囲気も感じました。
まだ時間があったので、境内が4ヶ所に分かれている諏訪大社の中でも一番人気らしい上社本宮にお参りしました。
境内には、日本三大奇祭の1つ、御柱祭で使われた大木の柱が立ててありました。
蓼科のリゾートホテルにチェックイン
去年から使っているポイント制タイムシェアリゾートを利用して、今日からリゾートホテル蓼科に3連泊します。
キッチン付きなので、諏訪市街の鮮魚専門店で買ってきた材料で、夕食は、イカ刺しを肝醤油でいただいたり、初めてイカ墨鍋にしてみたりしました。
宿の温泉露天風呂もなかなか良い感じでした。