この記事は約4分でお読みいただけます。
並行するJR青梅線の駅で言うと拝島駅から立川駅まで、多摩川の左岸を歩いて昭島市を横断します。
祝“たまリバー50キロ”再開通
前回(2週間前)歩いた時は、去年の台風19号の被害で閉鎖されていた福生南公園の入り口が、今日は開放されていました。
前回は、タイミング悪く、多摩川沿いの公園内を歩けず迂回を強いられましたが、1年以上ぶりにようやく復旧できたことは何よりです。
これで、羽村堰から河口まで続く多摩川左岸の「たまリバー50キロ」が、また全て通れるようになりました。
木が流れてくる増水時を想像する
秋川合流点のすぐ下流側には、大きな堰がありました。農業用水を取るための昭和用水堰とのことです。
木が丸ごと2〜3本引っ掛かっているのを見ると、台風などの増水時に、それらが流れてくる凄さが想像されます。
川が見えず森まである広大な河川敷
堰を過ぎると、川筋沿いに“森”があって、河川敷の中を歩いても、高くなった堤防の上を歩いても、川面が見えません。
JR八高線のガード(屈まないとくぐれませんでした)前後の河川敷には、野球場やサッカー場が数面並ぶほどの広大なスポーツ公園がありました。
しかし、前回歩いた福生市の区間ではトイレに困ることはなかったのですが、今回の昭島市の区間では、そのような施設が貧弱な感じがしました。
これも多摩川、あれも多摩川
多摩大橋を過ぎると、また水面が見えてきて、川歩きらしくなりました。
岩がゴツゴツした瀬もあって、これも多摩川かと驚きました。
昭島市から立川市に入ってすぐ、サイクル・ステーションがありました。
多摩川左岸はサイクリングに絶好のロードなので、このようなショップは便利なことと思います。
モノレールをくぐってゴールイン
JR中央線のガードを過ぎました。新宿を出てまっすぐ西に向かって来た列車は、立川駅を出ると大きく左に向きを変え、ここで多摩川を渡ります。
多摩モノレール線と立日橋をくぐり抜けると、今日の多摩川歩きのゴールです。
ちょっぴり“鉄”なので、行き交う電車を眺めながら歩くのは楽しかったです。
今日の歩行距離は約10km、歩行時間は2時間45分でした。
番外編:対岸から秋川合流点を調査する
今日のスタート地点からは、実際に秋川が多摩川に合流する所は見えなかったので、対岸(右岸)まで車で行って、合流点が見える場所がないか、探してみることにしました。
多摩川の右岸沿いにも、未舗装の遊歩道がありました。ここを歩くのも気持ちよさそうです。
秋川合流点に近い土手を歩いてみましたが、遠くにわずかに水面が見えるものの、はっきりした合流点を確認するには至りませんでした。
大きな秋川と多摩川が合流する所が、左岸からも右岸からも見えないなんて、残念ではありますが、それほど広くて自然豊かな川なのだなと、改めて感心しました。