米北西部14: マニアックなシアトル市街観光

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ロックマニアのパラダイス

シアトルにたくさんの見所はあれど、宿(地図A)を8時前に発って我が家が最初に向かったのは、海(ピュージェット湾)とワシントン湖を結ぶ運河に設けられたバラード・ロック(地図B)です。

ここには、3つの水門を持つ大きなロックと・・・

2つの水門を持つ小さなロックが併設されていました。

ロック(閘門)は、水位が異なる2つの水路の間で船を通す仕組みですが、写真(↓)は、海側から来た船がロックに入ったところです。この後、船尾側の水門が閉まり・・・

湖側の水位と同じ高さまでロックに注水されました。

普通は、水位が変わるにつれて、船のもやい綱の長さを調整する必要があるのですが、ここのロックは素晴らしくて、もやいが結んである黄色い突起物が付いた黒い板全体が水位に合わせて上下する仕組みになっているため、面倒なもやい綱の調整が不要になっていました。

ふと気付くと、海側の鉄橋が開いていて、ヨットが入って来ました。この鉄橋が動くとは思っていなかったのでビックリです。

その後もう一隻来て、2隻同時にロックを通過して行きました。

次々に船がやって来るため立ち去り難く、ロックマニアの我が家にとってはパラダイスのような所なので、寒くて身体が冷え切ってしまいましたが、しばらくずっと眺めていました。

ロックの横には、魚(特にサケ)が自由に往来できるようにフィッシュラダーが設けられていました。

そのすぐ近くで、アザラシがサケを捕獲して食べるところを目撃しました。

大賑わいのパイク・プレース・マーケット

次に、シアトルのランドマークであるスペースニードル(地図C)の近くに車を駐めて・・・

入場料が高いこの塔には登らず、シアトル観光で一番人気のパイク・プレース・マーケット(地図D)まで30分ほど歩いて行きました。

大賑わいの通路をランチに良いお店を探しながら歩いて行き着いたのは、下の方の階にあったイギリス風のパブです。

運転するのでビールが飲めないのは残念でしたが、フィッシュ&チップスをいただきました。

ここの名物であるフィッシュ・マーケットでは、魚が空中を飛び交っていました。

スターバックス1号店を見に行くと、長蛇の列だったので、入り口の写真だけ撮ってパス。

クルーズターミナルの偵察

明日から乗るアラスカクルーズが出港するピア66がすぐ近くなので行ってみると、ノルウェージャン・サン号が接岸していました。

実は、今朝もバラード・ロックに行く途中に車でここを通ってみたのですが、付近は下船客でごった返していたので、今日中にレンタカーを返して、明日はUberで宿からここまで来る方がいいかなと考えていました。

しかし、下船客が去った今は、乗船客での混雑もなく、歩道で荷物運びの人が待ち構えているので、これなら明日車で来ても大丈夫そうです。

レンタカーを返すオフィス(スペースニードルの近く)にも歩いて行ってみると、周りに駐車スペースがありません。車をどこに停めたらいいのか聞こうと思ったら、中に張り紙がしてあって、近くの有料駐車場内にある指定のエリアに駐めれば良さそうです。

今日ここに立ち寄って確認しておいて良かったです。

見る時間がもっと欲しい航空博物館

午後後半は、シアトルでもう一つ楽しみにしていた航空博物館(地図E)を訪れました。

一通り見るだけでも大変なくらいに博物館は広大で、朝一番に来て、もっと時間をかけてじっくり見たかったです。

日本の小型機だけをたくさん並べた展示までありました。

実物のコンコルドの中に入れたのは嬉しい驚きでした

スピード優先なので、窓はハガキ大だし、あまり快適そうには見えない機内でした。

ここの目玉であるケネディ・ニクソン時代の大統領専用機エアフォース・ワンは、さすがに見応えがありました。

通信装置のレトロ感がたまりません。

大統領専用室です。

他にも、今や懐かしい747の機内に入ると、座席も天井も全て取り除かれた状態で見ることができたり、コックピットも見られるし、なかなか楽しめました。

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