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バスで国境を越えてエル・カラファテへ
今日は、チリのプエルト・ナタレスからアルゼンチンのエル・カラファテへ、バスで6時間かけて移動します。
バスは、朝7時半にエル・カラファテを発って、1時間ちょっとで国境の手前まで来ました。まず、この建物の中で並んで、チリ側の出国スタンプをもらいました。
国境からしばらくは未舗装路になり、アルゼンチン側の入国手続きは、係官がバスに乗り込んで来て、一部の人は手荷物検査をされていました。
そこからは、途中の休憩もなく(バスにトイレはあり)、大平原の中の道をひたすら進みました。
エル・カラファテに近づくと、右側にきれいな湖の景色が広がってきました。アルゼンチン最大の湖、アルヘンティーノ湖です。
予定より早く13時頃にエル・カラファテに着き、バスターミナルから2kmほどスーツケースを引っ張って、宿まで歩いて行きました。
キッチン付きアパートにチェックイン
Airbnbで予約したキッチン付きのアパートは、受付の人が英語を話さないので、朝食の時間と場所を聞いたり、トイレットペーパーをもらったり、ガスレンジの使い方を教えてもらったり、暖房を入れてもらったり、その度にスマホの翻訳アプリが大活躍でした。
部屋は広くて良い感じで、1階はダイニング、キッチン、バス・トイレです。
2階は寝室で、余ったベッドを荷物置き場にできました。
宿は、近くにスーパーもたくさんのツアー会社もある抜群のロケーションにあり、2泊で計8145円でした。
さっそく、パタゴニア最大の見所と言ってもいいロス・グラシアレス国立公園のペリト・モレノ氷河を見に行く明日のツアーを、近くのツアー会社で予約しました。
ニメス湖でバードウォッチング
まだたっぷり時間はあるので、近くのニメス湖という所まで1kmほど歩いて行ってみました。
巨大なアルヘンティーノ湖(写真の奥の方の湖)のすぐ隣にある小さな湖で、入場料を払って、湖をめぐる1周4kmの遊歩道をのんびり歩くことにしました。
30種類以上の野鳥が見られるそうで、途中、人間が姿を隠して野鳥を間近に見るための観察小屋(写真↓の中央やや左上)もありました。
観察小屋から双眼鏡でしばらく辺りを見ていると、一番見たかった鳥が出てきました。額と嘴が黄色いオオバンです。
オオバンは、日本にもいるし、そう珍しい鳥ではありませんが、普通は額と嘴が真っ白です。ここの入り口に黄色いオオバンの写真があったので、これが見たいと言うと、この辺りにはよく居る鳥とのことでした。
アルヘンティーノ湖に近い辺りを双眼鏡で見ると、フラミンゴの群れもいました。
ニメス湖は、天気の良い午後を過ごすのに最適の場所で、とっても気に入りました。
お気に入りのビールと焼肉の夕食
宿のキッチンは設備がイマイチなので、夕食は、宿の近くのパリージャ(焼肉店)に入りました。写真のように、肉を焼いているところを通りがかりの人に見せているお店が多いです。
骨付き炭火焼き肉、マッシュルームリゾット、サラダ、ビールを頼みました。
肉は、塩少々と何か特別な調味料2種をかけながら食べると美味しかったです。
アルゼンチンに来て見つけてはまったPATAGONIAブランドのビールに何種類かあって、最初に飲んで美味しかったAmber Lagerというのをいつも飲んでいたのですが、ここではWEISSEという種類のにしてみると、これもまた美味しかったです。