富士山一周01: 忍野八海→鳴沢

この記事は約5分でお読みいただけます。

富士山一周への挑戦

3年前に東海道五十三次を歩いた後、川の源流〜河口間をたどる川歩きをしましたが、次なるウォーキングの目標は、富士山一周です。

富士山がどれほど大きいのかを実際に体で感じてみるのがねらいです。

富士山の裾野を一周歩くと約100kmあります。1日に15〜20kmずつ歩けば、1週間ほどかかります。

一気に歩くのは大変なので、折を見て少しずつ歩きながら、来年中には終わればいいなくらいのペースで挑戦することにしました。

今年から始めたポイント制タイムシェアリゾートの今年度の残りのポイントを使い切って、忍野八海の近くのリゾートマンションに2泊する機会に、富士山1周歩きを開始しました。

驚異的な透明度の忍野八海

冷たい空気が気持ち良い快晴の朝、宿から1kmほどの忍野八海まで歩いて行きました。

どこまでも澄み切った忍野の湧水の向こうに、5合目くらいまで雪をかぶった富士山がくっきりとそびえています。

中池は、すごい透明度なので、水底が近くに見えますが、実際は水深7〜8mもあるとは信じられないほどでした。

東海自然歩道で道に迷う

忍野八海を10時頃に出発し、車道を30分ほど歩いた所からは、東海自然歩道の林道に入って行きました。落ち葉でふかふかなので、車道を歩くより気持ち良いです。

所々にある標識をたどって歩いていると、踏み跡がこの写真の先で無くなってしまいました。

左側の斜面は、木につかまりながら登れなくはなさそうです。斜面の上の方には何か建造物が見えているので、とりあえずそこまで行ってみようと、途中まで登りましたが、だんだん厳しくなってきました。

地図で確認すると、この上にあるのは「射撃倶楽部」と書いてあります。下手に登って行かない方が良さそうです。それに、行きたい方向は川の反対岸なので、上に登っても、橋がある所まで大回りしないといけません。

諦めて、車道を横切った所まで戻りました。車道を少し歩くと、東海自然歩道の標識があったので、結局、この車道が正しい道でした。

その後は、舗装された車道だったり、地面のままの歩道だったりする東海自然歩道を、「富士浅間神社→」の標識をたどりながら歩きました。

山のきのこたっぷりほうとう

浅間神社のすぐ手前に、なかなか素敵な古民家風のレストラン(浅間茶屋 富士吉田本店)があり、地元の名物のほうとうが食べたいと思っていたので、11時半でちょっと早めですが、お昼にすることにしました。

メニューには色々な種類のほうとうがあって、どれも美味しそうでしたが、山のきのこたっぷりほうとうというのを頼んでみました。

何種類ものきのこが入っていたので楽しめました。七味の代わりに入れる山椒の効いた調味料が、汁の味を引き立てて美味しかったです。

荘厳な北口本宮富士浅間神社

食後、すぐ隣の北口本宮富士浅間神社にお参りしました。富士吉田口登山道は、ここから始まります。

境内の杉の大木が、荘厳な雰囲気を醸し出していて、とても印象的でした。

富士北麓の国道をひたすら歩く

浅間神社までで、今日の行程のほぼ1/3を歩きました。残りの2/3は、国道139号線を歩くことになります。

ジェットコースターに乗った観光客の歓声が聞こえる富士急ハイランドを過ぎ、富士山世界遺産センターに立ち寄った後は、わずかに登り坂になったアスファルトの道をひたすら歩きます。

富士河口湖町から鳴沢村に入り、残り4kmです。

足が疲れてきて、歩くスピードもだんだんとゆっくりになってきました。

所々で林や建物の切れ目から、富士山北面の勇姿が望めます。

富士山を望む露天風呂で足の疲れを癒す

15時20分、今日の行程のゴールに決めていた富士眺望の湯 ゆらりという大きな温泉施設に到着しました。

富士山を望む露天風呂にゆっくりつかって、足の疲れを癒しました。今日の歩行距離は、ほとんど20kmでした。

山中湖からの富士山

翌日も快晴で、山中湖にある別の露天風呂に朝からつかって、富士山の東面を眺めた後、帰路につきました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »