ペルー旅行02: 失われた空中都市「マチュピチュ」を歩く

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列車とバスで、マチュピチュにたどり着く

オリャンタイタンボのホテルは、鉄道駅のホームに隣接していて、泊まった部屋の窓からホームと線路を見下ろせます。列車が入る頃には、近くの地元の人が乗客にいろんな物を売ろうと集まってきます。

その1人から買った「ゆでトウモロコシ」が無茶苦茶おいしかったです。1粒1粒が日本の倍から数倍の大きさがありました。

オリャンタイタンボからマチュピチュのふもとの村まで約1時間半、列車は、深い谷底を激流に沿って走ります。思ったよりスピードがあり、よく揺れました。

ふもとの村からマチュピチュ遺跡までの最後のアプローチは、バスで約30分です。

マチュピチュ遺跡を眺め、歩きまわる

バスは、村を抜け、つづら折りの坂を登り、ようやくマチュピチュ遺跡に着きました。

マチュピチュは、蛇行する深い谷底を見下ろし、尖った山を見上げ、谷の反対側の山を眺める、そんな所にありました。とにかくこの辺りの地形はおもしろいです。

谷の深さ、山の高さ、斜面の急さはすごいのですが、荒々しさ、険しさ、冷たさはあまり感じません。ちゃんと緑があるからじゃないかと思います。

マチュピチュの真中の草の広場にリャマが3頭くらいいました。とってもおとなしくて、近づいても触っても平気みたいです。何となくとぼけた愛嬌のある顔をしていて、何の苦労も悩みもなく毎日平穏無事に幸せに暮らしてるって感じの動物でした。

奥の「ワイナピチュ」に登りたい気持ちも少しあったのですが、山への入り口に、遅くとも13時までに入って、15時までには戻るように書いてあります。既に1315です。登って降りてに2時間くらいかかるので、登ると遺跡を隅々までじっくり見られないし、標高が高いから動き過ぎると高山病になりやすいので、登るのは止めておきました。

娘はマチュピチュが期待や予想以上にずっと良かったらしく、マチュピチュのことだけでその日の日記に12ページも書いていました。

最後に、マチュピチュを見納めするのに絶好のベンチに座って、しばらく休んだ後、遺跡を出ました。

帰りのバスでは、マチュピチュ名物の「グッバイボーイ」を見ました。つづら折りの道をバスが降りる間、地元の少年が近道を駆け下りて、ヘアピンカーブの度に、バスに向かって手を振ります。

息子が体調をくずす

マチュピチュを歩き回っている途中で、それまで元気だった息子が急に頭が痛くなって、身体全体がだるくなり、ふもとの村で夕食を食べた時も食欲がないし、どうも熱っぽいようです。風邪かもしれないし、高山病かもしれません。

薬屋を見つけて高山病に効く薬を探したけど、そこには置いてありませんでした。

日が暮れる頃、列車でオリャンタイタンボの宿に戻り、息子はすぐに休みました。

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