シュールな九寨溝で4万歩

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成都から約12時間バスに乗って、世界遺産の九寨溝に到着しました。途中、深い渓谷沿いの道、豆腐魚というナマズのような魚料理のお店ばかりの街、真っ白でモフモフなヤク、ラベンダー畑、黄金の屋根の寺院、チベット風の家や飾り付けなど、移り変わる景色を楽しみ、休憩時間にヤク肉の串焼きも食べて、しっかり観光も楽しめた移動日でした。
翌朝、7時にゲートが開く前から並んで、まずはバスで九寨溝の一番奥まで行き、美しい湖を巡るハイキングを開始です。まだ日が差さない標高約3000mの深い谷間は、とても涼しくて気持ち良く、風のない湖面は広大な鏡のようです。

今回の旅行全体を後で振り返ると、この時間、この場所が、最も印象的だったように思います。下流に向かって湖から湖へと歩き、日も高くなるに連れて、水の色の青みが増して来ました。青みと言っても深い青じゃなくて、緑がかった明るい青で、自然の中の水の色としてはあり得ないような美しさです。水の中にくっきり見える倒木が、またシュールさを増しています。

九寨溝は、美しい湖が有名で目もそちらに行きがちですが、滝も素晴らしいものでした。遊歩道が、滝を上から横から下から眺められるように付けられていたので、滝好きの私は大満足です。

Y字型の谷のもう一方の奥までまたバスで行って、五彩池まで歩きました。小さな池ですが、その中に美しさがギュッと凝縮されていて印象的です。池を取り囲むように大勢の観光客がいますが、自撮り棒が大人気のようでした。

この日、26km、4万歩歩いてヘトヘトになりましたが、それだけ印象深く九寨溝をじっくり楽しむことができました。

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