3/29-30 戸隠でイグルー造り(リベンジ)

この記事は約4分でお読みいただけます。

去年は欲張って大き過ぎるイグルーを造ってしまい、天井は木の枝と毛布でごまかしてしまったのですが、今年はそうならないように、まず大きさを慎重に決めました。

身長170cmのCOOTが雪の上に寝転んで、頭と足の先にスコップで印を付けて、直径180cmの円を描きました。

Pict1872ちょっといびつながら、その円に沿って雪を踏み固めてから鋸とスコップで切り出したブロックを段々と内側に傾けながら積み重ねていきます。

Pict1876途中でいただいた、中川さんから差し入れのラム酒(ジンジャービア)は、ほてった身体にピリリとショウガが効いて最高でした。

Pict1882内側にはふりびとさんと私が残り、最後の天井の穴をふさぐブロックを外側から載せて、最後まで雪だけで造ったイグルーが出来ました。去年の雪辱を果たせました。

完成! 去年は夕方になって寒く薄暗くなってきてもまだ出来ていなかったのに、ここまでたったの1時間半です。

見た目には去年のイグルーよりもずっと小さいのに、中には2人が悠々と寝ることができます。何人入れるか試してみたら、中川さんも含めた今回のイベント参加者14人が全員一度に入ることができました。

Pict1901まだ時間はたっぷりあるので、真昼のふくろうさんの発案で、立派な玄関も増築しました。

Pict1908いつの間にか、ちょっとランサムっぽいオブジェもそばに出来ています。

紅茶とクッキー、チョコレート、ビスケット等のティータイム。

夜は、イグルーに牛乳配達君とNPさんが泊まり、途中で宿に避難することもなく、朝まで完睡できて、これも去年以上の成果となりました。

翌朝は、青空が広がる絶好の天気となりました。戸隠連峰が荒々しく魅力的に輝いています。

Pict1910通りがかりのエスキモーがイグルーを訪ねて来ました。大勢やってきて、中に入ったり、寝転んだり、記念写真を撮ったり、そのうちにエスキモー同士の内乱(雪合戦)まで始まりました(^^;。

日曜日は、牧場でのクロカンスキー組とゲレンデでのアルペンスキー組に分かれて楽しみました。私はクロカン組です。

Pict1923何と、借りた子供用のクロカンスキーにはARCと書いてありした。

Pict1934Pict1939樹林の中と白一色の大平原でのクロカンは気持ちよく、川の渡渉などちょっと探検チックなところもあって楽しめました。去年はあれもこれもとイベントを詰め込みすぎて慌しかったのですが、今年は、子供も含めて皆でのんびりできて良かったです。最後に羊の救出?もあって、盛り上がりました。

アルペンスキー組と合流して遅めの昼食の後、イグルーの解体です。

Pict1961a恐る恐る子供がイグルーに上ってみたけど壊れません。次に大きな子供が、その次は大人が上ってみたけどまだ大丈夫です。

段々と大胆になってきて、大人が数名イグルーの屋根の上に同時に上ったけど、まだびくともしません。何と、一人は屋根の上で飛び跳ね始めました。

Pict1964ようやく少し穴が開き、それからは壁に窓を開けたり、けりを入れたり、段々とイグルーを壊していきます。それでも橋のように残っている所を上って渡ったり、渡っている人がいる橋をくずしたり、段々と無茶苦茶になってきて、ようやく解体できる頃にはもう笑いが止まりませんでした。

無級建築士ばかりなのに、大人が大勢乗って上で飛び跳ねてもなかなか壊れない頑丈なイグルーを雪だけで作れて大満足でした。

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コメント

  1. KIKI より:

    本格的なイグルー完成ばんざーい!
    すごい本格的で見栄えもばっちりで
    実用的で14人も入れるだなんてすごい!!
    ああ、私も参加したかったです。
    玄関もオブジェもステキですね。
    最後つぶさなきゃいけなかったのは
    もったいないですね。(仕方ないんでしょうけど)

  2. COOT より:

    おお、暑い国からの早速のコメントありがとう!
    参加してもらいたかったです。でも今頃くらいに少し暖かくならないと雪がさらさら過ぎてイグルーを造れないんですよね。
    造るのもおもしろかったけど、壊すのはもっとおもしろかったです(笑)。写真も造る時の2~3倍は撮りました。

  3. サグレス より:

    すごい! 本当に本格的なイグルーだったんですねえ! 来年は参加できるといいんだけどなあ・・・。
    ランサム風のオブジェも素敵です♪

  4. COOT より:

    オブジェの錨は、本当は下の爪の部分と上の棒の部分は直角に交差するのですが、そうすると見栄えや写真映りが悪いということで、正しい錨じゃなくて、錨風オブジェになったのでした(笑)。
    次のチャンスにはぜひ参加できるといいですね。

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