ヨルダン04: アラビアのロレンスの砂漠を4WDで走り、砂丘や岩山に登る

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ぼったくりバスでワディ・ラムへ行き、リッチなガイドに会う

朝早いうちに、ペトラからワディ・ラム行きのミニバスに乗りました。

ありとあらゆる手を使って運賃をぼろうとする、非常に頭にくる車掌でした。

1時間半ほどバスに乗って、朝8時過ぎにワディ・ラムのビジターセンターに到着。

映画『アラビアのロレンス』の多くのシーンは、このワディ・ラムで撮影されました。赤っぽい砂漠に岩山がそそり立つ風景が広がっています。

ロンプラ(旅行ガイドブック”Lonely Planet”の通称で、英語版の「地球の歩き方」みたいなもの)がオススメのガイドに電話で予約しておいた1泊2日の砂漠ツアーに参加します。

現れたガイドは、輝くように真っ白でパリッとしたアラブ服にブランド物のサングラスをかけていて、かなり儲かっていそうな羽振りです。

アラブコーヒーを振舞われ、ツアー内容を確認すると、結局、今日のドライバー兼ガイドはこの人だからと、別の人がやって来ました。

あれあれと、ちょっと心配になりましたが、結果的には問題なく、良いガイドでした。

最初は自分でガイドをして良い評判を得てロンプラでもオススメされて、たくさんの客が来るようになってきたので、他のガイドを自分の下に雇って客をさばくようになり、自分がガイドしなくても稼げる仕組みを作ってきたようで、おもしろいなあと思いました。

丘の中腹のオアシスから砂漠を眺める

ツアーの出発前に、ビジターセンターの裏手の丘の中腹に登ってみました。

驚いたことに、岩壁から量は少ないですが水が湧いていて、その周りは日陰にもなっています。まさにオアシスです。

人間同様に日向は暑いのか、ヤギの群が集まっていました。

ツアーは、4WDで砂漠を走って見どころをめぐり、ベドウィンのテントでキャンプするという魅力なものです。

ガイドが運転する4WDの荷台に、スペイン人の男性2人と乗り込んで、いよいよ出発。

あっと言う間に集落のはずれで、舗装道路は砂漠に消え、砂漠へと入って行きました。

1kmちょっとで車を降りて、また丘の中腹のロレンスの泉まで登りました。

T.E.ロレンスは、オスマン帝国に対するアラブの反乱を率いましたが、その際にこの辺りで水浴びをしたことが、彼の著作『7つの知恵の柱』に書かれているそうです。

砂漠の見どころをめぐり、ベドウィン風の昼食をいただく

砂漠と言えばやっぱり砂丘

ひとつの砂丘のてっぺんまで登って、寝転がったり、お尻で滑り降りたり、しばし砂と戯れました。

ラクダの群れが描かれた古代の壁画を見ました。これはアンフォーシの壁画と言うそうです。

これ以外にもビジターセンターの近くでは、建物か岩山のようなものを描いたもっと立体的な壁画もありました。

ロレンスがアラブの反乱の拠点にしていたというロレンスの家は、この壁くらいしか残っていませんでした。

昼食は、ベドウィンのテントでいただきました。

布一枚で日光が遮られるだけで、じっとしていれば、不思議なくらい爽やかで暑くないのです。

ピタパンとペーストのアラブ風の食事は、暑くても食欲が湧きます。

住も食も、やはりその気候にあったものなのだなあと納得。

奇岩の連なる岩山をめぐる

午後は、いくつか岩山に登ったり、岩の穴やアーチを見たり、ちょっと冒険っぽいことを楽しみました。

一緒にツアーをしているスペイン人の2人ともすっかり仲良くなりました。

さすがに午後の昼下がり、一番暑い時間には、あちこちのツアー客が貴重な日陰を求めて集まって来ました。

とてもインターナショナル。

またしばらく奇岩の連なる岩山の間をあちこち4WDで走り回りました。

時々、車を停めて、裸足になって砂の感触を楽しんだり、虫が這った足跡を見つけたり、貴重な花の咲いた植物を眺めたり。

何もない砂漠のイメージとは違って、とてもバラエティに富んでいて、飽きることがありません。

馬で砂漠をめぐるツアーの人たちと会い、あいさつを交わしました。

次はこういう砂漠ツアーもやってみたいです。

アラブ風のコーヒー、夕食、楽器を楽しむ

ガイドが、枯れ枝を集めて火を焚いて、お湯を沸かし、カルダモンコーヒーを作ってくれました。

アラブのコーヒーには、厳密な作法が伴うという話がおもしろかったです。

日本で言う茶道みたいなものでしょうか。

サンセットを眺めようと、岩山に登って待ちましたが、雲が広がってきて、残念ながら地平線に沈む太陽を見ることはできませんでした。

夜は、ベドウィンのテントで夕食をいただき、民族楽器を演奏したりして楽しんだ後、眠りにつきました。

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