ウズベキスタン4: 朝日から夕陽まで古都ブハラめぐり

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晴れ渡ったウズベキスタン3日目は、世界遺産の古都ブハラの街をめぐりました。

朝日に輝くカラーン・モスク

カラーン・モスクの東側にある正面入り口は、朝日を浴びて美しく輝いていました。

1万人の信者が礼拝できた巨大なモスクで、中庭も広大です。

夕陽に染まるカラーン・ミナレット

その隣にそびえ立つカラーン・ミナレットには、最も美しい景色が望める夕方になって登りました。

カラーン・モスクを見下ろすと、中庭を囲む回廊が、たくさんの丸屋根で覆われています。

反対側を望むと、ミル・アラブ・メドレセの2つの青いドームが夕陽を浴びて実に印象的な光景でした。

メドレセの正面アーチのタイル模様もうっとりするほど美しいです。

塔の上にかなり長い間滞在して景色をじっくりと楽しみました。

※ 最後に行ったカラーン・ミナレットのことを先に書きましたが、以降は、朝最初にカラーン・モスクを見た後に行った順番です。

城壁が印象的なアルク城

カラーン・モスクのすぐ北西側にあるアルク城は、歴代ブハラ・ハーンの居城だったところで、日本のお城ともヨーロッパの要塞とも全く違う形の城壁に囲まれていました。

城内にあるジュマ・モスクの軒とそれを支える柱が目を引きました。

装飾が美しいバラハウズ・モスク

アルク城の西隣にあり、ハーン専用のモスクであったバラハウズ・モスクも、軒を支える20本の柱が素敵です。

軒の裏にも装飾がほどこされていました。

西へ西へ歩いてランチ

さらに西へと歩いて行くと、チャシュマ・アイユブ(預言者ヨブの泉)があり、昔は眼病に効くといわれて大勢の人が遠くから来たという泉が、今でも湧き出していました。

そのすぐ側には、中央アジア最古のイスラム建築であるイスマイール・サーマーニ廟がありました。

レンガだけで美しい模様を浮立たせているのが新鮮です。

ブハラ市街の歩いてまわれる範囲の見所を一通り見たところでランチにしました。

見所たくさんのスィトライ・マヒ・ホサ宮殿

午後は、タクシー($2)で4kmほど郊外にあるスィトライ・マヒ・ホサ宮殿(月と星の宮殿)に出かけました。

中庭に面した外壁の装飾がきれいです。

宮殿内部も趣向を凝らした装飾が素敵でした。

東洋風なところも混在しているのがおもしろいです。

ハーンが、若い女性たちを泳がせ住まわせたプールとハーレムだそうです。

ここで結婚式を挙げるカップルを見かけました。

なぜか、結婚披露宴に招待されたのですが、民族舞踏ディナーショーに行く予定があったのでお断りして、ミニバスでブハラ中心部に戻りました。

曰く付きのメドレセで民族舞踏ディナーショー

ディナーショーは、宿の側のラビハウズの池に面するナディール・ディヴァンベギ・メドレセの中庭で行われます。

このメドレセも、サマルカンドのシェルドル・メドレセ同様に、偶像崇拝を否定するイスラムではタブーの動物や顔の装飾がなされています。

夕食をいただきながら民族舞踏を鑑賞するディナーショー(1人$10)は、ミニバスが渋滞でかなり遅刻して行ったためか、出てきた料理が思ったよりも少なく、離れたテーブルから最後の3つくらいの踊りしか見られなかったため、ちょっとイマイチな体験になってしまいました。

これなら、貴重な機会であったウズベキスタンの結婚披露宴に参列した方が良かったかも。

バザールや路上の品々

最後に、今日一日あちこちのバザールやお店や路上で見かけた品々です。

切手を売っているお店では、日本のお年玉切手シートまで置いてあって笑っちゃいました。

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