フロリダ家族旅行08: キーラーゴのグラスボート、アイラモラーダのビーチ

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グラスボートでマングローブの水路を進む

いつもより早めの6時半起き。9時のグラスボートに乗るためだ。外のチキハットの下で朝食にする予定だったけど、明け方の雨で濡れたので、部屋でごはん、タコス、パンを食べた。

8時に出発してキー・ラーゴのペンネカンプ・コーラルリーフ州立公園に行った。早く行ったのに入口の入場料(子供は無料)を払うゲートでかなり渋滞した。すぐにグラスボートの切符を買ったけど、予約していた人もいてほとんど満席だったみたいで、買えてラッキーだった。

グラスボートは最後の方に乗ったので、船内の海底が見える席も上のデッキの景色を眺める席もいい所が空いてなかったけど、下に2人分だけ確保した。パパは立ったまま、上で景色を見ていた。マングローブに囲まれた水路を海に向かって進んでいく。マングローブの向こうにも別の水路が見える。迷路のようだ。

海に出てしばらくは水路を示す標識の間を進む。両側は浅瀬になっているのだろう。標識の1つ1つにペリカンやカモメがとまっている。子供達は、デッキに上がって来たり、下に降りたり、ウロチョロしていた。


息子は昨日キーウェストで買ってあげたクジラのついた青いTシャツ・スーツを着ていて、それがすごく似合っている。息子も「僕チンこれ気に入った」と言っていた。

珊瑚礁の海の中をのぞく

40〜50分乗って、沖の珊瑚礁に着いた。下に降りて船底の大きな窓からMs. Sueというレンジャーの説明を聞きながら魚や珊瑚を眺めた。説明の前に子供達はレンジャーの指示で皆優先して席に座った。

海草のようにゆらゆら揺れている植物のようなもののほとんどが実は動物だと聞いて驚いた。ブルー、黄、しましま、いろいろなきれいな色の熱帯魚が窓を横切るのをたくさん見た。中にはずいぶん大きな魚もいる。

ひとしきり見た後で、またレンジャーの指示で席に座っている大人と立っていてよく見えなかった大人の交替があった。これがアメリカらしくて、まず子供は座ったまま、子供の親で子供の後ろに立って見ている人(パパはこれにあたる)はそのまま、他の大人で今まで立っていた人はどこでもいいから今座っている大人(ママがこれにあたる)の後ろに立つこと。そうして、座っている大人は振り返って、もし誰か後ろに立っていたらその人と席を替わる。これでママは立つ羽目になったけどフェアな方法だ。

港に戻る時、少し雨が降って寒くなったと思ったら、すぐに止んで、上陸するといつもの暑さに戻った。この州立公園はスキンダイビングのツァーなどもあるけど、我々が楽しめるのはこのグラスボートだけなので、公園を出た。

タコスを食べてビーチでのんびりする

もうお昼なのでホテルに戻る途中のタコ・ベルでまたタコスを買ってテイクアウトした。昨晩も今朝も食べたのにまだ懲りずに飽きずにタコスだ。

ホテルのチキハットの下でタコスと朝作っておいたおにぎりを食べた。タコスは「おいしい」「健康的」だけでなくて「安い」のもいい。4人分買って500円。おにぎりが6〜7個あったので少なめに買ったけど、それにしてもなぜこんなに安いのだろうと思う。

もうのんびりしたくなったので、行く予定だった近くの水族館のイルカのショー等はやめて、ホテルのプールやビーチで午後を過ごすことにした。

まずママが部屋の片付けをしている間にパパと子供達で水着になって少しプールで遊んだ。その後、ビーチに行ってママも加わった。ビーチでデッキチェアーに寝そべってどこまでも青い海をのんびり眺めていると眠たくなってきた。

家族それぞれのビーチ遊び

ビーチには砂利もあるので靴を履いて遊んでいた子供達をふと見ると、息子が片方しか靴を履いていない。どうしたか聞くと「取れない」という。ビーチの水際で海藻や藻などが溜まってズボッとなるところに靴を取られていた。おととい買ったばかりの靴がもう泥だらけだ。そのうちにもう1つの靴も娘の靴もビショビショ泥々になっていた。

クラゲをつかまえて遊んでいるようだ。よく素手で触ったり掴んだりして刺されないものだ。ポップコーンの袋を開けてカモメにやるとたくさん騒々しく集まってきた。子供達も面白がってどんどん餌をあげたので、人間とカモメとどちらがたくさん食べたか分からない。

海を見ていると、沖はかなり浅瀬が広がっているようで、立って歩いている人がいる。あそこまで行くのも面白そうだけど、パパは眠たくて面倒臭くなった。

でもママは日本のガソリンスタンドでもらったフローティンク・マットを持って挑戦しに行った。ママはマリーナの反対側の岬の突端から海に入って水路をマットに腹這いになって渡り、しばらく行ったけど、藻がうようよしているし、水路が深くて足も届かず不安だったので、結局諦めた。

ママと子供達がアメリカ人夫婦と交流する

岬に戻ると感じのいいアメリカ人夫婦がいて15分程話し込んだ。ママを迎えに行った子供達も加わって、息子は「マイネーム・イズ・○○○」と言えた。ママが持っているフローティング・マットを見て「透明の窓が付いているのが素晴らしい、どこで売っているのか」と聞かれたのから始まって、皇室の雅子様の話まで出た。近くのシーフードの食べ放題のレストランのことも教えてもらった。楽しい思い出に残るおしゃべりタイムだった。(これは全てママとアメリカ人夫婦との会話。その様子をパパは半分寝ながら遠くのチキハットの下のデッキチェアーから眺めていたので、後からその話を聞いたのだ。)

またプールに戻ってタ方まで遊んだ。子供用の小さなプールにはイルカの噴水があって、娘はそれを頭からビシャビシャ浴びて面白がっていたけど、息子は嫌がっていた。大きなプールの方は、片方の端は娘がやっと立てるくらい、反対側は大人でも足がつがない。

シーフードの食べ放題に、子供達も挑戦する

タ食はアメリカ人に教えてもらった「ホエール・ハーバー」というレストランに行った。ここのシーフードの食べ放題は本格的で、外観も内装も素敵な大きなレストランだ。

ビーチで靴を泥だらけにした息子は、どうしても靴を履きたがらなくて、裸足でレストランに入ったら、ウェイターに目敏く見つけられて「本当は靴を履くことになっているんだけど」と言われた。

最初にパパは生ガキとムール貝、ママは生ガキとカニ、子供達も自分で「クラブ・プリーズ」と言っておじさんにカニをもらった。子供達にもおいしいらしくて、息子も一生懸命割って食べていた。皆それぞれおかわりした。

次にコンクチャウダーのスープ。サラダ・バーで自分の好きなサラダの具をいろいろと取って好きなドレッシングをかけて一通り前菜を食べた。また生ガキとエビと塩ゆでの小さなロブスターをもらって食べる。メインはスペアリブ、エビのからあげ、ローストビーフ、もう忘れたけど他にもいろいろとあった。

パパは最後に自分で好きな野菜を選んで、それを鳥肉と一緒に目の前で妙めてもらった。これがフルーツ等も使ったオリエンタルな味付けでおいしかった。

子供達も一通りおかずを食べた後は、自分で勝手に好きなデザートをもらっておいで、と言っておいた。果物の方に行った娘がなかなか戻ってこない。パパが探しに行くと、おじさん1人とおばさん2人に囲まれている。どうしたのか間くと、皆フレンドリーに「何か言っているんだけど、よく分からなくて」というので、娘に何が欲しいのか間くと、泣きそうな声で「イチゴ」という。ちゃんと「ストロベリー・プリーズ」と言ったのに通じなかったようで、ちょっとかわいそうだった。でも目の前並んでいるイチゴは、どうも飾り用で、そのカウンターは本来別の食べ物のためにあるように見える。「イチゴを欲しがっているのだけど、でもこれ飾り用でしょ」と聞くと「ああ、イチゴが欲しかったの、いいから好きなだけ持っておいき」とのことで、娘はめでたくイチゴをたくさんもらえた。

その後、子供達はいろいろなケーキを次々に食べていた。パパはデザートにアイスクリームを少し食べただけなのに、娘はイチゴとケーキを4つも食ベた。息子はアイスとケーキを3つくらい食べた。ママは娘の残したアイスとチェリーパイ。皆よく食べて、4人でしめて$78だった。

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