フロリダ家族旅行09: エア・ボート、ワニのショー、アイラモラーダ→オーランド(移動日)

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いつもの果物店で猫と遊ぶ

今日は移動日なので6時に起きて、おにぎり、パン、ハム、魚のフライ、オレンジ、スターフルーツ、コーヒーで朝食にした。最後にまた名残惜しくマリーナとビーチを散歩した。ママはこっそりと貝殻と砂を拾っていた。

8時に出発して、またまたいつもの果物店に寄って、スターフルーツ等の果物を買い足した。子供達はこれもまたまたネコを追いかけ回している。子供を見ると逃げるネコも、パパがそっと近寄ってなでているとおとなしくしている。ネコがいなくなったと言って探していた子供達を呼ぶと、「パパ、どうやって捕まえたの」と、別に捕まえたわけではないのに言われた。

楽しみにしていたココナツ・シェークは、まだ朝早くて準備が出来ていない。

エア・ボートをぶっ飛ばしてイノシシを見る

今日は早く出発出来たのでそんなに急ぐこともない。エバーグレーズに行った日に行き損なったエア・ボートに乗れるアリゲーター・ファームに寄ることにした。

果物店からすぐの所で、9時に開いたばかりだった。さっそくエア・ボートに乗った。エア・ボートというのは平底のボートの後部に巨大な扇風機を乗せて、スクリューを使わず風の力で進むようになっている。

運良く最前列に4人で座れた。最初に皆に綿を配られて耳に詰めるように言われた。かなりやかましくなるらしい。白くて丸い物がいっばい詰まったビニール袋をドライバーが持ってきた時は、マシュマロを食べさせてくれると勘違いして、ママと子供達はわくわくして自分に配られるのを待っていたようで、それが綿と知ってがっかりしていた。

初めはゆっくり出発してワニやカメを探しながら進んだ。しばらくしてドライバーが「では少し楽しみましよう。しっかりつかまって。」と言って、スピードを上げた。小さな水路をビューンと飛ばす。平底なので水路がはっきりしない草だらけの湿地でも進めるのが面白くて迫力ある。

ちょっと開けた所で急にUターンして止まった。そこにはムクドリくらいの大きさの黒や茶色の鳥がたくさんいて、ドライバーが持ってきたエサをまくとドンドン集まってきた。慣れていて手からエサを食べている。

帰りにやっとワニを見つけて、すぐそばまで寄った。ワニだけでなくて、イノシシまで出てきた。野生のイノシシは危険といわれているけど、ここのイノシシは純粋な野生でもないらしい。ドライバーは鳥にもイノシシにも同じ餌をあげていた。

エア・ボートはすごく面白かった。ちょっと遠回りして寄って良かった。

噛み付こうとする赤ちゃんワニに触る

ここはアリゲーター・ファームというくらいだから、生まれたばかりの本当に小さなワニから巨大なワニまでたくさん飼ってあった。ヘビもいろいろな種類を飼ってある。

ワニのショーを次に見た。まずワニを水場からしっぽを持って引きずり出してきた。その様子がおかしいのか、子供達はけらけら笑っていた。ワニに芸を教えるにはワニの脳は小さすぎるらしくて、ここでのショーの中でも「ワニは全て本能のままに反応しているだけです」と、最初に説明があった。

ワニがしっぽを使って獲物を捕まえる様子や、口に何かが触れた途端にパタンと音をたてて口を閉じる様子を見せたり、背中の方からワニを捕まえるワニ・レスリングを見たりした後、赤ちゃんのワニを2匹出してきて、「アリゲーター」と「クロコダイル」の見分け方を教えてもらった。クロコダイルの方が鼻がとんがっている。

「それではワニを触りたい人」との声に、娘と息子がハイと手を上げて、一番に娘がワニの赤ちゃんを持たせてもらった。噛み付かれないように口はビニールテープで開かないようにしてある。それでも突然パッと手を噛もうとするように動くので、ワニをつかむのも恐る恐るという感じ。息子も次に持たせてもらった。やっばり恐る恐る持っている。

ママとパパも持ってみた。冷たくてちょっとゴムのような感じだった。

アイラモラーダ→ボカラトン

フルーツ屋に戻って今度はココナッツ・シェークを買えた。スターフルーツも娘が特に気に入ったので1ダース買い足した。ここには4回も来たことになる。でもこれで最後だ。

来る時はマイアミを抜けるのに一般道路を使って道を間違えたり信号で何度も止まったりしたので、帰りは最初から有料道路のターンパイクに乗った。ママの運転でパパがナビゲーターだ。

マイアミのごちゃごちゃした所を抜けた後、フォート・ローダーデールという所で無料のI-95に乗換えようとしたら、なぜかI-95 North行きへのインターの入り口がわざわざ閉鎖されていて、結局複雑に道路を乗換えながらUターンして、またターンパイクに乗ってボカラトンまで行くことになった。フォート・ローダーデール空港(パパが一度出張で利用したことがある)をくるーっと回ってしまった。ママは運転に神経を使い減らして、一発でこの街が嫌いになった。

ボカラトンのモールで昼食

ボカラトンはせっかく通り道なのと、パパがよく出張に来る街をママが見たがったのと、ちょうどお昼なので寄ることにした。コインを出口で投げ込んでターンパイクを出て、I-95のインターに向かう途中にあるモールで食ベることにした。いつも出張で泊まる「ラディソン・スイート・ホテル」の前を通って「タウン・センター・モール」に入った。

アメリカの本格的モールを初めて見るママの印象は、「すごくしゃれていて通路が広い。」ゆっくり時間をとってショッピングしたかったけど、今日は時間が無いのでお昼を食べるだけ。

モールにはどこにもファースト・フードのレストランをいくつも集めたフード・パビリオンがあって、そこに行けば手軽に好きな物を食ベられる。ピザ、ハンバーガー、中華、サンドイッチはどこにでもあるし、場所によっては日本食、ギリシヤ料理、メキシコ料理もよくある。子供達はピザ、ママはギリシヤ料理のジロスというソーセージとサラダの入ったパンケーキ・ロール、パパはケイジャン風のチキンとライスを食ベた。

ディズニーのグッズがなんでも置いてあるディズニー・ストアだけのぞいてモールを出た。

ボカラトン→オーランド

ボカラトンからはパパの運転で、I-95でフォート・ピアースまで行って、そこでまたターンパイクに乗り換えて、今日から泊まるホテルのあるオーランドの南のキシミーに向かった。

道路脇の草地によく野生の動物を見かけた。野ウサギやアライグマに似ているけどよく分からない。交通事故にあって死んでいるのもたくさんいて、かわいそうだった。

昨日の天気予報では雨と言っていたのに、今日はずっととてもいい天気だった。

ディズニー・ワールドの入口に近いホテルにチェック・イン

ターンパイクを5時少し前に降りて、キシミーの中心部を東から西へ縦断する間ずっと渋滞していた。今日から泊まるナイツ・インはディズニー・ワールドのメイン・ゲートを過ぎてすぐの右側にあった。この辺りはディズニー・ワールドに行く人のためのホテル街で、向かいにはヒルトン・ホテル、両隣りも別のモーテルだ。

受付けの感じも能率的でいいし、全体の雰囲気も清潔で第一印象は良かった。314号室の部屋に入ると、ここもベッドとソファベッドの組み合わせになっている。キッチンは我家のよりも広い。今度はバスタブもちゃんとあった。

タ食は近くの中華レストランに行った。他にも日本人らしき家族やグループが何組かいた。小さなスーパーで牛乳など買って、ホテルに戻って明日の早起きに備えて早く寝た。

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