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広大なラ・プラタ川を越えてブエノスアイレスへ
マドリードを深夜に発って約13時間のフライト、大西洋横断中は、映画も見ずに結構ぐっすり眠りましたが、南米大陸に差し掛かってからは、景色を眺めていました。
ブラジルからウルグアイに入るまでは、ただ広大で面白みのない景色でしたが、ウルグアイのど真ん中にあるリンコン・デル・ボネテ湖は、湖岸線が超複雑で驚きました。
同じくダム湖で複雑な湖岸線を持つ米国ユタ〜アリゾナ州のレイクパウエルで20年前に遊んだことを思い出しました。
飛行機は、やがてウルグアイを抜けて、ラ・プラタ川に出ました。ちょっとがっかりな茶色い水です。
ラ・プラタ川を越えるとブエノスアイレスなのですが、なかなか見えてきません。
ようやく見えてくるまでに、ジェット機で6分ほど飛行するくらいの川幅がありました。
数時間以内に行かなくてはならない空港(↑中央やや左上)と、数日後に行く予定の埠頭(↑右下)が見えています。
ブエノスアイレスの市街地を飛び越えて、定刻から30分遅れの朝9時にエセイサ国際空港に到着しました。
何もかも時間がかかったエセイサ国際空港
日本の首都圏に成田空港と羽田空港があるように、ブエノスアイレスにもエセイサ国際空港とホルヘ・ニューベリー空港があります。前者に9時に到着した後、後者に移動して、15時発の国内線に乗る予定ですが、6時間もあるから余裕です。
と思っていたのですが、何もかも時間がかかって、結局、ギリギリになってしまいました。
まず、入国審査が長蛇の列で、ここだけで2時間近くかかりました。
おかげで?、並んでいる間に空港の無料WiFiにつないで、南米各国で5GB/30日間使えるGigSkyというプロバイダのeSIM対応モバイル通信プランを6千円で購入・設定しました。ちょっと割高ですが、これから4ヶ国を行ったり来たりするので、南米全体で使えるのは便利です。
入国審査を終えた時には、手荷物受取のターンテーブルはとっくにその後の到着便用に変わっていて、フロアのどこかに置き去りにされている我が家の荷物を歩き回って探しました。
次に、両替をするのに、銀行の場所が分かりにくくて、何度も聞いて探してたどり着きましたが、そこも行列ができています。
しばらく並んだ後に気づいたのですが、外国人向けのサービスはしない旨の張り紙があります。
それに気づいた外国人が、行列の他の人に自分の分の両替も一緒にしてくれるように頼んでいるようです。
もうすぐ自分の番なので、そのまま構わず並んでいたのですが、結局は問題なく両替できました。
最後に、ホルヘ・ニューベリー空港行きのバスに乗るのに、どこで切符を買って、どこから乗るのかが分からず、空港のインフォメーションで聞いても要領を得ず、右往左往したあげく、バス会社(Tienda Leon社)の窓口で聞いて、やっと乗ることができました。
バスは、ブエノスアイレス市街を横切って、1時間ほどで、ホルヘ・ニューベリー空港に到着しました。出発の2時間前までには空港に着くようにと言われていたのですが、既に2時間を切っていました。
国内線でプエルト・イグアスへ
空港でランチを済ませ、イグアスの滝を見るための拠点となる街、プエルト・イグアスに国内線で飛びました。
着陸前に、窓からクネクネと蛇行する川が見えましたが、滝は見えませんでした。
プエルト・イグアスでは、キッチン付きの宿に3連泊して、明日から丸2日間かけて、イグアスの滝を見学する予定です。
宿はAirbnbで見つけた所で、3泊して全部で6345円とお安く、オーナーが説明してくれたイグアスの滝の観光情報が、効率的に見てまわるのに役立ちました。