米北西部01: 羽田からワイオミング州へ飛び、アイダホ州の田舎の宿へ

この記事は約5分でお読みいただけます。

前半2週間のアメリカ北西部国立公園めぐり、後半2週間あまりの太平洋横断クルーズ、合わせて1ヶ月間の旅に出発です。

いきなりパスポート忘れの大失態

今回は初めて町田バスセンターからリムジンバスで羽田空港に向かうことにしました。

息子に車で町田駅前まで送ってもらい、スーツケース2つとボストンバッグ1つをバス乗り場まで運んだところで、なんとパスポートも入れてあるリュックを車の後部座席に置いたまま忘れてしまったことに気づきました。

家に戻る途中の息子に電話すると幸いすぐにつながり、そこから引き返してもらって、無事に予約していた7時発のバスにも間に合いました。ホッ!

羽田からロサンゼルスへ

国道16号の渋滞がひどく、空港には30分以上遅れて到着しましたが、行列に並ぶことなく大きな荷物を預けられました。

搭乗開始まで空港内を散策していると、コロナ禍を経た人々の幸せを祈る大絵馬が目をひきました。

今年1月にパナマ運河クルーズに乗船するためにロサンゼルスへ飛んだアメリカン航空170便に再びマイレージを使って乗って・・・

今回は、ロサンゼルス乗継でワイオミング州ジャクソンホールまで飛びます。

大自然ど真ん中のジャクソンホール空港

ロサンゼルスからジャクソンホールまでは天気も良く、小さな飛行機からの景色は、ずっと素晴らしくて目が離せませんでした。

着陸前にグランドティトン山(写真↓右上の尖峰)が見えました。

ジャクソンホール空港は、国立公園内にあるアメリカで唯一の商業空港だそうで、確かに周りを見渡しても大自然そのものの景色が広がっていました。

飛行機を降りて空港の建物に入る際は、この辺りに多く生息するElk(アメリカアカシカ)とMoose(ヘラジカ)の角のアーチをくぐるようになっていて、気分が高まります。

空港内には堂々としたElkの像もありました。早く本物にも出会いたいものです。

レンタカーでアイダホ州の宿へ

これから2週間乗り回すレンタカーを空港で受け取ると、カローラ・クラスを予約しておいたのに、料金(片道乗捨料$300込み総額$1058)はそのままで、Dodge Domingoという排気量3.6Lの大きなSUVが渡されました。

装備は豊富で快適ですが、燃費がとても悪そうです。でも同じような車しか置いてなかったので、ここでレンタカーを借りて国立公園をめぐるには、SUVが標準的なのかもしれません。

ジャクソン市街のスーパーで買出しした後、空港から1時間ほどのドライブで隣のアイダホ州に入ってすぐのビクターという街にある宿に16時頃に着きました。

最初の目的地であるグランド・ティトン国立公園周辺でキッチン・洗濯機付きのAirbnbを探して最も近くて安かった($132/泊)ところで、ここに2泊します。

広々としたLDKは、1人暮らししているホストと共用なので、ホームステイさせてもらうような感覚です。

とてもフレンドリーなワンちゃんとすぐに仲良くなりました。いつも少し笑っているような愛嬌のある顔をしているせいか、名前はLaugherです。

長い長い1日で、それほど食欲もなかったので、夕食は日本から持参したおにぎりと、スープ・ソーセージ・サラダで簡単に済ませました。

平和な田舎暮らしに触れて思ったこと

宿はゴルフ場に隣接していて、周りは静かでとても良い環境なので、明るいうちに付近を気持ち良く散歩しました。

この辺りは素朴で平和な田舎で普段は玄関に鍵もかけないそうです。

こんな所で暮らしていたら、遠い外国で何か大変なことが起こっていても無関心でいられたり、自分が平和に暮らせていればそれで十分と思ったり、そんな考えになるのも分かるような気がしました。

ワイオミング州もアイダホ州も、共和党支持者・トランプ支持者が多い州です。日本にいると、そういう人々が全米に半数近くもいることがなかなか理解しづらいのですが、その地盤である土地に来てみると、多少なりともなるほどなあと思えるところがありました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »