この記事は約3分でお読みいただけます。
前回から間を置かずに続きを歩きました。今日の出発地点は、水道橋の向こうに見えている東急田園都市線の鉄橋のあたりです。
源流からずっと、境川が、東京都と神奈川県の県境になっていましたが、出発して1kmほど歩くと、同じ神奈川県内の大和市と横浜市の市境となりました。いずれにせよ「境川」の名前の通りです。
東京都が終わった辺りで、少し大和市側に入った所に、「新田義貞公鎌倉進撃路」と書かれた石柱を見かけました。その側面には、「鎌倉時代以前より此の地に処住」とも書かれています。旧下鶴間宿です。
この辺りの境川沿いは、工場などが立ち並び、あまり情緒のない風景ですが、ほんの少し脇にそれただけで、歴史を感じさせる所が残っていました。東京の赤坂から大山阿夫利神社の参詣者のための大山道と呼ばれる昔の街道が今の国道246号沿いにあり、ここ下鶴間宿はその街道の宿場町で、阿夫利神社の分社も置かれています。
国道246号(大山街道)と境川が交差する所から先は、川沿いに整備された「藤沢・大和自転車道」を歩きました。自動車が通らないので歩きやすいです。写真の東名高速が境川をまたぐ所では、高速道の下に設けられたトンネルを歩いて抜けました。
東名を過ぎた辺りから田んぼが川沿いに拡がるようになり、ちょうど稲刈りのシーズンなので、はぜ掛けをしているところも見かけました。
前回ほど水鳥は出てこなかったのですが、カワセミは1羽だけ見かけました。写真のど真ん中に、川の中の石から飛び立ったばかりのカワセミが翼を広げて飛んでいる姿が写っています。
ちなみに、今日、境川で見かけた野鳥は、出て来た順番に、ハクセキレイ、ハシボソガラス、スズメ、ムクドリ、カルガモ、カワセミでした。
相鉄線の鉄橋の手前の橋を今日の境川歩きのゴールとしました。ここから線路沿いに西へ1.2kmほど歩くと大和駅(相鉄線、小田急江ノ島線)です。
今日は、境川沿いに5.6km歩き、川まで/川からのアクセスを含めると14km、2万3千歩の歩行でした。