シリア家族旅行07: ハマの街で木造の大水車を堪能する

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バスとタクシーで「ハマ」のホテルへ

朝食は、まだ調子の悪い娘は留守番で、残り3人で昨日と同じ店に行き、私は米入りのとパイ、ティーにしました。

11時頃、ホテルをチェックアウトして、タクシーでバスターミナルに行きました。メーターは10いくつだったけど、25SP渡したら嬉しそうにしていたので、あげすぎたのかもしれません。

いいかげんな荷物検査を通ってバスターミナルに入ってすぐ、ハマ行きのバスの最後の方にもぐりこめました。荷物を預けて、ドライバーにパスポートを渡し、運賃(90SP/人)を払い、出発してからパスポートが戻ってきました。車内では、チョコと水のサービスがありました。

2時間弱でハマの街に到着しましたが、着いた場所が分からないので、目星をつけておいたバスマン・ホテルまでタクシーで行きました。今度のメーターは25だったので25SP渡したら、結局50SPでした。

ホテルは、朝食付き、エアコン無し、$22/泊の2人部屋を2つです。向かいの店でサンドイッチの昼食にし、娘はテイクアウトして部屋で食べました。

アクロバティックな水車遊びを見る

ハマは、水車で有名な街です。午後は本当に暑いですが、息子と2人で街の東側にある「4つの水車」を見に出かけました。

川の向こう岸を歩いていたら、大型トラックの運転手が、こっちは遠回りだから反対岸を行くようにと手振りで教えてくれました。その後、「乗れ」という合図で、ヒッチハイクで水車まで連れていってもらえました。

水車がよく見えるレストランの中から写真を撮らせてもらっていると、何と、若い男の子が、柵から外に出て回転する水車に巻き込まれて、水中に沈んでいってしまいました。

心配して見ていると、水車が回転するに連れて、無事に向こう側からまた出てきて、ホッとしました。

そして、水車につかまったまま、一番上まで上がったところで、何と川に飛び込みました。

素晴らしいパフォーマンスに拍手し、握手しました。ちょっと水車を見に出かけたつもりが大成果です。

明日のクラック・デ・シュバリエ城行きを手配する

帰りは公園を一部通ったけど、車道をトボトボと歩いてホテルに戻りました。

フロントの人が替わっていて、その人が、明日クラック・デ・シュバリエ城まで田舎道経由で行き、ホムスを経由して戻る車を$40で手配してくれました。思ったより安かったし、望み通りの場所に行けることになってラッキーです。

水車を目と耳と身体で堪能する

暑さが和らぐ17時頃になって4人で出かけ、街の西側にある水車を残らず見ました。木造の大きな水車が回転するにつれて、ギシギシと木がきしむ大きな音がするのが、とても情緒があっていい感じです。

夕方になってもまだまだ暑いので、水車に近寄って、全身に水しぶきを浴びるのも気持ちいいです。

水車を眺めながら夕食

20時になって、夕食に川沿いの水車のそばのレストランに行きました。

ご飯の料理は良かったですが、連日のアラブ料理に胃が少し疲れてきたのか、昨晩ほどの「美味しかったー」感はありませんでした。

夜は、ちょっと暑いのはまだいいけど、蚊がいたので、少し眠れませんでした。

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