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荒天で中止になったりランサム写真展の準備で忙しかったりで、ようやく今年初の待望のツバメ合宿です。梅雨だけど天気予報は良いので、O船長、erica航海士、COOTの3人で下田を目指すことにしました。週末一泊で下田まで行くのは初めてです。
土曜日の正午頃、大潮の干潮時に安良里を出港しました。満ちてくる潮に逆らって進むことになります。しかも風も真向かいなので、セールは上げずにずっとエンジンで進みます。
オフシーズン中にO船長が自動操舵装置を取り付けられるようにしたので、さっそくそれを使いながらお昼のお弁当をいただきました。今までは交替で食事をすることが多かったので、これは便利です。
船尾からトローリングを開始。右舷側からは海面すれすれの魚をねらう仕掛け、左舷側からは海面よりちょっと下の魚をねらう仕掛けを流します。
1.5mくらいの波があって、ドシン、バシャーンと波にたたかれたり、しぶきを浴びたり、結構荒れてきました。
出航して2時間弱、波勝崎の手前、海が一番荒れていた辺りで、左舷側の仕掛けに魚がかかりました。サバが2匹です。いつも釣れる時には2匹一緒にかかることが多いです。揺れる船上で大変でしたが、航海士が何とか始末して、夕食の刺身用にクーラーボックスへ。
伊豆半島の南西側の海岸は、とてもワイルドで、全く人造物が見えない原始の景色が素敵です。自分が乗っているヨット以外には、360度、全くの手付かずの自然そのもの。なかなか日常では体験できないことです。
なんて話していたら、ニョッキリと風力発電の風車が2本現れました。こんなに良い風が吹いているのに、なぜか回っていません。
伊豆半島南端の石廊崎まで出航して4時間。波勝崎で転進しても、石廊崎を回っても、ずっと風は真向かいのままです。今日はどうも帆走はなしになりそうです。
段々寒くなってきて、長袖を着て、6時間の機走の後、下田に入港し、別のヨットに横付けしました。お疲れ様~。
夕食は、釣り上げたサバの刺身とチキンサラダをおいしくいただきました。刺身はさすがに活きが良くて、3人で2匹だとちょっと物足りないくらい。明日の帰路ではもっと釣り上げたいものです。
天気:晴れ
風向:南→東
風力:2~3
コメント
う、うらまやしい・・・。
西伊豆の海岸って、本当に素敵ですよね。ああいう所を帆走するなんて、豪勢ですねぇ。
めざせ、「まぬけづらめクラブ」脱却!(と自分に言い聞かせてみる)
サグレスさんも、またぜひツバメに乗りに来てくださ~い。
��日目のレポートを今アップしたところですが、ちょっとディックになって生物観察なぞしてみました(^^)。