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6時前に起きて港に行き、定置網で獲れたばかりの太刀魚やダルマイカをいただいて、朝からたらふく豪華な海の幸を朝食にいただいた話は、詳しくレポートされているこちらでどうぞ。
10時ちょっと過ぎに松崎を出港し、まずは機走で堂ヶ島に向かいます。堂ヶ島の洞窟に出入りする観光船や、回りの荒々しい景色をしばし眺めた後、湾を出て、メンスルと昨日と同じNo.2ジェノアを上げて、11時過ぎに帆走を始めます。
先月のヤマネコ号セイルトレーニングの時も、昨日も、はるか遠くにぼんやりと巨大な煙突のような物が、海のど真ん中に浮かんでいて、とても気になる存在がありました。O船長によると、それは「ちきゅう」という名前の掘削船だそうで、今日はそこまで行って、近くからその正体を見届けることにします。
今日は快晴。西風を左舷から受けて、クローズホールドより少し落とし気味の進路で、清水の方向に、ツバメが快走します。
最初は、すぐに見失うほど小さな煙突のように見えていたものが、だんだん形を持った太くて黒い煙突のようになってきます。ちょうど船の真正面から近づく進路だったので、ようやく船だと分かったのは随分近くになってからでした。それでも最初はなかなか大きさの感覚がつかめず、とてつもなく巨大なものに見えていました。
13時過ぎ、一旦、掘削船の風下側を通り過ぎて、タックして、船尾から近づき、日の当たっている右舷側を近くからじっくりと見学しました。クレーンは動いているけど、人っ気が全く見られず、海上にピタリと静止した巨大な船は、まるで工場の建物のようです。いつかチャンスがあれば、船の中を見学してみたいと思いました。
帰り道は追い風なので、まったりとした帆走をしながら、ベーゲルサンドやシーホッパーさん手作りのおいしく健康的なビスコッティのお昼をいただきます。
追い風で、あまりヒールもせずスピード感が感じられないので、少しうつらうつらしながら帆走します。だんだん風も落ちて来たので、途中から機帆走で、今回は釣果の無かったトローリングも上げて、16時に安良里に帰港。
我が家はまた沼津の丸天に寄って夕食を食べて、21:40に帰宅しました。
コメント
ちきゅうって映画「日本沈没」に出てきたんですけど、その時は映画の中の名前かと思ってました。そうでないと知ったのは、皆で日本科学未来館に行った時の展示で。いいなあ、その本物を見たんですね~。
おお、「ちきゅう」が、駿河湾にいるのですね。こんなチャンスは滅多にないので、私も見に行かなくては。
「ちきゅう」が竣工した年の 2005/9 に横須賀港で一般公開があって、見学に行きました。乗船していろいろな装置を間近に見ることができて、大変興味深かったことを思い出しました。
Titmouseさん、
おお、ちきゅうが「日本沈没」に出ていたことも日本科学未来館に展示されていたことも知りませんでした〜。どちらにもはまり役な感じの船ですね。
Petrelさん、
ちきゅうの一般公開もあったのですね。またそういう機会があるといいなあ。
先週末は海が大荒れでヨットレースもヤマネコ号も中止となって残念でしたが、来月のレースにはヤマネコ号で見学に行く予定です。