ケチカンに寄港し、初体験の水上機でミスティ・フィヨルドを遊覧飛行

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インサイド・パッセージ最狭部

コーラル・プリンセスは、外洋に面したシトカからケチカンに向かう途中でインサイド・パッセージに入りますが、昨晩、船長が船内放送で午前3時頃に最狭部を通過予定と言っていました。

Cruise Globeから取得したコーラル・プリンセスの実際の航路

3時過ぎにふと目が覚めたのでバルコニーに出てみると、まさに月明かりに照らされた狭い水路を通過しているところでした。

ベストなタイミングで偶然目覚めてラッキーです。

ケチカン入港

ケチカンの10kmほど手前から水路はまたとても細くなります。そこを進んでいる時に、岸が近いので、枯木立にとまっている野生のハクトウワシを見かけました。

ケチカン空港も目の前です。ケチカンの街は左舷側、空港は右舷側にあり、利用者は船で水路を横断することになる世界でも変わった空港です。

馴染みのお隣さんとなったカーニバル・ミラクルの後ろに接岸しました。

昨日は同じ埠頭の両側に接岸したので引分けでしたが、今日はカーニバルの方がダウンタウンにより近い埠頭だったのでまた負けました。プリンセスはカーニバルに対して0勝3敗1分です。

鮭がいない街歩き

と言っても数百m歩けば街の中心で、雪山も街に迫っているのがケチカンの良いところです。

2年半前の初めてのアラスカクルーズと今回のクルーズの寄港地の中でケチカンだけが重なったので、ここに来るのは2回目です。

街の一番の見所のクリーク通りにまた行ってみると・・・

この川の名物のサケが1匹もいません。サケが産卵のために川を上るのは夏〜秋で、今は春なので見られないのでした。

周りの観光客もガッカリしているようでしたが、我が家は前に秋に来た時に見れたことに感謝です。

前回見てなかったトンガス歴史博物館を見学すると、サケの一生を表したこの絵がおもしろかったです。

それぞれの段階でのサケの捕食者が描かれていて、その中に人間もいます。我が家も毎日のように船でスモークサーモンを美味しく食べています。

水上機に搭乗

一度船に戻ってランチを済ませ、いよいよ今回のクルーズで一番のお楽しみの始まりです。

$395は高額ですが、一生に一度は水上機に乗って離着水を経験してみたいし、それをするならアラスカは相応しい場所なので、2時間のミスティ・フィヨルド遊覧飛行を思い切って予約しました。

搭乗する水上機はカナダ製のデ・ハビランド・ビーバーという機種です。

パイロット1名と乗客6名は、マイク付きのヘッドホンを装着して飛行中も会話が可能です。ケチカン空港管制官との無線のやり取りも小さく聞こえていました。

エンジン音が大きくなり、波で揺れることもなく思ったよりスムーズに海上を滑走して飛び立ちました。

ミスティ・フィヨルド遊覧飛行

初春なので新緑っぽい色の大自然が広がり、フィヨルド、島、湖、池塘、湿地帯などがあちこちに見えて写真を撮るのに大忙しです。

しばらく東の方へ飛んで、ミスティ・フィヨルド国定公園の一番大きな水路の上まで来ました。

さらに東へ向かうと山がちになり、ますます景色が良くなってきて目が離せません。

かなり際どい高さで峠を飛び越える時の迫力はたまりません。

山の上の方の湖はまだ凍っているところもあります。

まだ全面氷結している湖もありましたが、夏の遊覧飛行ではここに着水することもあるそうです。

フィヨルドの奥深くまで入り込んで来ている小型のクルーズ船がありました。後でヨット乗りの友人に調べてもらったところ、HX Expeditions社のMS Roald Amundsenという船でした。

とても冒険チックなクルーズをしている船のようです。

湖に着水して小島に上陸

今日パイロットが着水するのに選んだ山の中の湖は、パンチボール湖です。なんと旋回しながら片方のフロートを先に着水させて、しばらくその状態で旋回を続けながら着水しました。普通の飛行機では考えられないことですが、水上機では珍しくないそうで、とてもスムーズな着水でした。

湖に浮かぶ小島に上陸しました。こんなこともできる水上機の自由さは素晴らしいです。

順番に記念写真を撮り、景色を堪能しました。

帰りの飛行

離水すると早速また新しい景色が見えてきます。

行きよりも北寄りのコースでケチカンへ戻る途中、青く凍った宝石のような湖を見ました。こんな景色に出会えるところに遊覧飛行の価値ありです。

大量に撮った写真と共にケチカンに戻って来て、クルーズ船のすぐ横に着水しました。

間違いなく今回のクルーズ旅行中で最高の1日になりました。この日に合わせてくれたように、一年中雨が降っているようなケチカンが快晴に恵まれたことに感謝です。


そして、最良の日を締めくくる日没までもが美しかったです。

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