終日航海日の楽しみ:海峡と火山の景色、アクアパーク、ライブ巡り

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メッシーナ海峡を通過しエトナ山を望む

今回の地中海クルーズで唯一の終日航海日の朝、ブーツの形をしたイタリア本土のつま先(写真の左側)とシチリア島(写真の右側)を隔てるメッシーナ海峡が見えてきました。

昨日チビタベッキア出港時にまだ接岸していたMSCディヴィーナは、いつの間にかノルウェージャン・エピックを追い越したようで、先に海峡を通り抜けているのが見えます。

船首にあるカフェテリアの最前列のテーブルで、朝食ビュフェをいただきながら、海峡を通過する景色を楽しみました。

船長のアナウンスによると、メッシーナ海峡を通過する際には、水先案内人が乗船するそうです。

海峡に架ける橋の工事が始まっていないかと、双眼鏡であちこち見てみましたが、まだそうと思える場所は見当たりません。

見たい景色が右舷側だけになったので、続きは船室に戻ってバルコニーから眺めました。外は、気温がちょうど良くて気持ちいいし、窓ガラス越しでない方が写真がきれいに撮れます。

6日後に寄港するメッシーナの街がよく見えています。ここの港をたくさんのフェリーが出入りしていました。

しばらく南下すると、エトナ山が見えてきました。標高3329mで富士山よりは低いですが、ヨーロッパ最大の火山です。

活発な活火山ですが、今は噴煙は上がっていませんでした。

ブリッジ見学室とライブラリー

昨日見残した部分の船内探検を続けました。

ノルウェージャン・エピックには、嬉しいことにブリッジ見学室があり、窓ガラス越しにブリッジの様子を眺められるのですが、撮影禁止なので写真は無しです。

部屋には、現在の船の状況を示すモニターや電子海図もあって、船好きにはたまりません。

加えて、世界中の寄港地の記念盾が飾られていましたが、エピックはまだ日本に来たことはないので、日本の港のは見当たりませんでした。

しかし、ライブラリーには、驚くほどたくさんの日本語の本がありました。

他の日本人は見かけないですが、この船は人気の地中海クルーズでよく使われるので、たくさん乗ることもあるのでしょうか。

午前中の残りと午後前半は、いくつかの船内イベントを見てまわりました。

船のエンターテイメント全般を取り仕切るクルーズディレクターがどんな人か、クルーズの度に楽しみなのですが、今回は、とても元気なフィリピン人の女性(写真右端)でした。

ウォータースライダーx3

午後後半は、天気の良い終日航海日なので大賑わいのアクアパークに行き、3本あるウォータースライダー全部に挑戦しました。

最初に一番長い緑パイプのをすると、ほとんどが暗闇で、次に同じタイプの短い赤パイプのをして、最後にチューブに乗って下る黄色パイプのをしましたが、最後のが一番待ち時間が長く、一番怖くなく、一番おもしろかったです。

ライブ巡り

夕食は、ロイヤルティ特典を使って有料レストランでワイン付きディナーを無料で楽しみました。

初めて利用する「上海」というアジアン・レストランでしたが、期待以上に美味しかったです。

21時近くになってもまだ明るく、きれいな夕焼けが見えました。

ビートルズのコピーバンドのショーに行くと満席で入れず、ピアノ生演奏があるバーに行くと空席がまだたくさんありましたが、エアコンが効き過ぎて寒くなった時に羽織る物を取りに船室に行って戻る間に満席になってしまいました。

ギターの生演奏を代わりに聴きに行くと、覇気がなくてつまらないので、またピアノの方に戻り、なんとか空席を見つけて入れました。

ピアノを弾いていた女性は途中からドラムを叩きだして、ピアノもドラムもボーカルもMCもできて多芸です。男性2人も加わり、どんどん盛り上がってきました。

会場のバーは椅子がびっしり並んで数百名は入っている感じです。観客の乗せ方も上手いし、これが本場のピアノバーの雰囲気なのでしょう。

とっても楽しめたのですが、真夜中までセッションは続くので、途中で船室に戻り、明日からのギリシャ時間に合わせて時計を1時間進めてから寝ました。

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