ドーハ:入港、スーク、アラブ料理、夜景

この記事は約5分でお読みいただけます。

ドーハ入港

早起きして、クルーズ最後の入港風景を眺めに船首のオープンデッキに行くと、高層ビル群が遠くにぼやーっと浮かび上がってきました。インド洋クルーズの終着地となるカタールの首都ドーハです。

ドーハのグランド・クルーズ・ターミナルは、アラブ伝統建築をモチーフにしたデザインで、3年前のFIFAワールドカップに合わせて開業したばかりです。

接岸する岸壁の対岸に並ぶ建物が、とてもカラフルできれいでした。

シンガポールからドーハまで2週間かけてインド洋を横断した航路です。

ドーハでもクルーズターミナルは、外海から入って来てすぐの所にありました。

下船して入国審査を終えると、なんと巨大な水槽があり、その中をエスカレーターで降りて荷物を受け取るようになっていました。

荷物を受け取った後も好きなだけ魚を眺められて、こんなに素晴らしいクルーズターミナルは初めてです。

Uberはクルーズターミナルまで入って来れないようで、200mほどカートを押してロータリーまで行く必要がありました。

そこから振り返って、ノルウェージャン・スカイ号にさよならです。

アフリカクルーズとインド洋クルーズを合わせて35日間、これまでで1番長く過ごした船になりました。

ドーハのホテル

予約しておいたサラヤ・コーニッシュ・ホテルに朝9時過ぎに着き、15時のチェックイン時刻まで荷物を預けて観光に出るつもりでしたが、100リヤル($27.5)でアーリーチェックイン可能とのことで、すぐにエアコンが効いた部屋に入れてとても助かりました。

明日はドーハ19:15発のフライトなので、もう100リヤル追加して、12時チェックアウトを16時まで延長してもらうことにしました。これで荷物の心配からも開放され、とても快適に今日明日を過ごせます。

最近はAirbnbでアパートを借りることが多いですが、今回は普通にホテルを予約して正解でした。

昼のドーハ市街観光

部屋でしばしくつろいだ後、暑い中をまずドーハ・フォートまで歩いて行き、外観だけ眺めました。

次に、4つの建物に分かれている入場無料のムシェリブ博物館を順番に一通り見てまわりましたが、13時で一度閉まってしまうスークを見る時間を残したいので、最後の方はすっ飛ばしました。

1番楽しみにしていたスーク・ワキーフは、とっても良い雰囲気です。

黄金の巨大な親指のモニュメントがありました。

2019年にカタールがサッカーのアジアカップで初優勝した記念だそうです。

スーク周辺のレストランは暑い野外席が多いので、来る途中に見かけたローカルなお店まで戻り、チキンとラムの炭火焼きをサフランライスの上に並べた料理とミルクチャイをいただきました。

コスパも良いし味も美味しくて満足です。

夜のドーハ市街観光

ホテルに戻って暑い午後の時間は部屋で涼み、夕方になってまたスーク・ワキーフ周辺を歩きました。

夕食は、写真↓左のレストランで、初めてイエメン料理なるものに挑戦することにしました。

メインの料理は生の玉ねぎと一緒に口にいれると味のバランスが良く、カレーみたいに見えても全然辛くなかったです。

すっかり暗くなり、湾の向こうの高層ビル群の夜景がきれいです。

ランチの時に飲んだチャイが美味しかったので、近くにあったチャイ専門の屋台でカタール名物のカラク・ティーを買って一口飲むと、スパイスの味が絶妙で、とりこになりそうな味です。

近くの井戸のそばに座ってカラク・ティーを楽しんでいたら、ユニークな形をしたイスラム文化センターの塔のてっぺんに、ちょうど満月がかかりました。

海に近い大通りをきれいな夜景を見ながら、快適な気温の中、ホテルまで歩いて戻りました。

アラブらしいヤシの葉っぱの形をした街灯がおしゃれでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »