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Q1. イランって危なくはないのですか?
外務省の海外安全ホームページによると、イランの南東部や国境沿いは危険とされていますが、今回周った観光地のある中央部には、危険情報は出ていません。旅行中も特に危険を感じたことはありませんでした。
Q2. どうして今イランに行くことにしたのですか?
シルクロードを一通り旅したいという長期的な旅のテーマの実現には欠かせない国です。2004年に行った時には平和で安全に旅行できたシリアが今は悲惨な状況になっていることも、イランに行ける時に行かねばと強く思って今回行く後押しになりました。
Q3. どんな見所があるのですか?
有名どころは、ペルセポリスの遺跡と「世界の半分」と言われたエスファハンのイマーム広場。1979-81年の人質事件が起きた元アメリカ大使館も見たかったけど、今回はテヘランの観光をする時間はありませんでした。
Q4. 行く前にどのような準備をしましたか?
連れ合いのブログ記事「旅の準備」に書いてあるように、ビザを取るまでが大変でした。
- 2/12:Airtickets24(ギリシャの旅行会社)から成田〜テヘラン往復航空券を購入
- 2/16:PTA(イランの旅行会社)にビザ許可番号取得を依頼
- 3/27:イラン大使館でビザ申請
- 4/3:テヘラン→シーラーズの国内線の手配と1泊目のホテルの予約をPTAに依頼
- 4/5:イラン大使館でビザ受領
Q5. 第一印象はどうでしたか?
テヘラン空港は、思ったほどピリピリしていない感じでした。シーラーズ空港に着くと、特に客引きもなく、タクシーでぼられることもなく、天気も良く、景色がとても明るい感じがして、「さあ、いよいよだ」というワクワク気分で観光をスタートできました。
Q6. どのように周ったのですか?
ヤズドを1泊だけにしてエスファハンに1日早く移動した以外は、ラフに考えていた旅程に沿って、最初のシーラーズのホテル以外は、長距離バスと「歩き方」に載ってるホテルを前日くらいに予約しながら周りました。
Q7. どこが良かったですか?
イラン人の人懐こさ、親切さと、これまでに行った他のイスラム圏の国と違ってぼられることがほとんど無く気分良く旅できたことが良かったです。印象的で良かったベスト3は、
- ヤズドで泊った隊商宿を改装したMalek-o-Tojjarホテルの中庭
- エスファハンのエマーム広場を取り囲むバザール歩き
- 同広場南のエマーム寺院のドームの下での音の反響
Q8. これまでの旅行との違いはありましたか?
旅慣れていて食にこだわる(のは連れ合いも同じですが)KIKIさんと一緒だったので、夫婦だけでの旅行以上に、たくさんの種類の美味しいものが食べられて、いつもは使わないタクシーも3人だとちょうど良いこともあり、いつも以上に効率的に見て周れました。
Q9. 旅費はどれくらいかかりました?
テヘラン往復航空券とビザ代は安くはないですが、現地での旅行費は、経済制裁によるリアルの暴落もあり、とっても安上がりでした。国内線・バス・タクシーの交通費、宿代、食費、入場料、工芸品や食べ物のおみやげ等、全て合わせても1人約5万円ですみました。
Q10. また行きたいですか?
北部のタブリーズ、テヘラン、マシュハドは今回は全然見ていないので、いつか陸路でトルコ〜イランのそれらの街〜トルクメニスタンとシルクロードを辿ってみたいです。
コメント
かなり遅くなりましたが…
あれから何度かiphoneから手順の通りコメントを入れようとしたのですが、公開を押したら何も書いてないコメントページに戻ってしまうばかりでした。
相性が悪かったのかな?
それはおいといて。
イラン素敵な国でしたね。
私のベストは
*道に落ちているマルベリーの実を食べたり集めたりしているイラン人
*ヤズドのマスメデ・ジャーミ。ここのタイルワークが最高でした。
もしまた行けるならタブリーズ、キャビール砂漠、カシャーンのアブヤーネ村にも行ってみたいです。
ヤズドもう一度行ってもいいかなと思ったりしてます(自分で一泊でと言ったくせに…)、今度は目当てのホテルがあればかなり前もって予約して行きたいですね。
こちらこそおかげさまで色々できた旅になりました。
大統領選でいい方向に変わるといいですね。
この新しいブログのコメントの仕組みは、使い勝手が良くないようでちょっと残念ですが、めげずにコメントありがとうございます。
ベスト1は笑えました。人に踏まれていそうな実なのに、それくらい熟れて落ちたのが美味しいんでしょうね。
イランはまだ見所をたっぷり残しているので、本当にもう一度行きたい国です。
今日はニュースでも時々大統領選の様子が伝えられてくるので、これからどうなっていくか気になります。
コメントの仕組みを入れ替えたので、これからは大丈夫だと思います。