この記事は約5分でお読みいただけます。
青空と女神湖を眺めながら朝食
母と妹は、ホテルアンビエント蓼科の(個人的な意見では)一番景色の良いアネックス棟IIの4階のデラックス和洋室ですが、妻と私は、今晩からその隣の部屋に移るものの、1泊目だけは空きがなくてアネックス棟Iの4階のスタンダード和洋室です。
ここからだと、女神湖はホテル棟越しに一部しか見せませんが、紅葉をバックにしたクリスタルチャーチもいい感じです。
朝食は、母と妹の部屋で女神湖を眺めながら一緒にいただきました。
今日も朝から快晴の良い天気に恵まれ、青空を写した湖面も真っ青で、紅葉したカラマツとのコントラストが素敵です。
車山山頂からの絶景
全国旅行支援が始まる前からホテルは予約していましたが、ワクチン接種証明と身分証明書の提示で割引が適用され、1人1万円分ももらったクーポンを使って、霧ヶ峰の車山山頂(標高1,925m)までリフトで登りました。
今日はとても空気が澄んでいるようで、富士山の山肌の模様まで見えました。富士山の右手には、南アルプスの山々が連なり・・・
富士山の左手には、八ヶ岳連峰から蓼科山、白樺湖まで、手に取るように見えます。
リフトの駅からさらに山頂を目指して登って行きました。後でお参りした車山神社の4本の柱の向こうに気象レーダーのドームが見えています。
そのドームの奥にある山頂まで行くと、北アルプスの山々が連なり、槍ヶ岳の穂先もしっかり見えました。
手前には車山湿原が広がり、その向こうに見える山頂付近が草原状の山(写真右上)にこれから向かいます。
三峰山頂から信州一の展望
ビーナスラインの三峰茶屋に車を駐めて、三峰山(標高1,887m)の山頂を歩いて目指しました。
振り返ると、富士山と八ヶ岳連峰、その手前に先ほど登った車山がよく見えています。
30分ほどで山頂に着きました。ここからだと、車山からは見えなかった諏訪湖も見えています。
北アルプスの山々もより近く感じられ、その手前に松本〜安曇野の市街地が広がっています。
北アルプスの右手には、これから向かう美ヶ原の高原が広がっていて、王ヶ頭と王ヶ鼻に立つアンテナ群も見えています。
車山山頂では、一度に全方向を見ることはできませんが、この三峰山頂では、一ヶ所に立ったまま身体を回転させるだけで、360度の展望を楽しむことができました。
信州一の景色という説もあるらしいですが、納得です。
三峰茶屋で信州らしいランチ
三峰茶屋で、キノコ汁、お焼き、五平餅のランチにしました。
お店の人が、ドライフルーツやキノコのピクルスもおまけに出してくれて、それらも美味しかったので、クーポンで持ち帰り用のキクラゲとドライフルーツもゲットしました。
アートと絶景の美ヶ原高原美術館
最後に、今日が今シーズンの営業最終日となる美ヶ原高原美術館にクーポンで無料で入り、一通り歩いて見てまわりました。
高原に点在するアート自体もおもしろいですが・・・
アートの背景に広がる景色もまた素晴らしいです。
一番奥にあったステンレス製の球体が吊り下げられているアート「マイ・スカイ・ホール(天をのぞく箱)」が、それを使っていろいろなトリック写真を撮れたので、一番楽しめました。
半分青い女神湖と焼肉パーティ
ホテルに戻ると、快晴だった空に雲が広がっていて、それを写した女神湖がまた朝とは違う表情を見せてくれました。
青空と雲とカラマツ林の景色も味わいがあります。
部屋で自炊の夕食は、赤ワインを片手に焼肉パーティとなりましたが、ワカサギの稚魚のあんかけ料理も美味しかったです。
夕方、部屋を移る手続き中に、ホテルのスタッフから今日はどこに行ったのか聞かれたので、「車山山頂と、三峰山頂と、美ヶ原高原美術館」と言うと、1日でそんなにまわったのかと驚かれ、「八十いくつの母も一緒に登った」と言うと、ますます驚かれました。