霧ヶ峰の車山に登り、湿原を歩く

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安曇野コテージを出発

最後の朝食をすっかり気に入ったウッドデッキでいただき、温泉の朝風呂にもつかった後、安曇野のコテージをチェックアウトしました。

今日は、ビーナスライン経由で明日からのカーリングに備えてホテルアンビエント蓼科に移動します。

アザレアラインからビーナスラインへ

まずは、松本から細くて曲がりくねった急勾配のアザレアラインという道で、ビーナスラインの途中にある扉峠まで登って来ました。

そこで景色を見ながらピクニックランチにしようと思っていた扉峠は、展望もなくちょっとがっかりだったので、ビーナスラインの終点となる美ヶ原でお昼にしようとそちらに向かっていると、途中で土砂降りになってしまいました。道路にも水が溜まり始めているし、ピクニックどころではないので、Uターンして引き返すと、扉峠まで戻って来た時には雨が上がっていました。

扉峠からビーナスラインを逆の霧ヶ峰方面に少し進んだ所に、360度見渡せる三峰茶屋の大展望台があったので、そこで景色を楽しみながらお昼にしました。

美ヶ原の方を振り返ると、雲に覆われていて、黒っぽい雨雲も見えます。あちらでは土砂降りが続いていそうです。

反対側の霧ヶ峰の方を望むと、高い所に雲はありますが、これから向かう車山の頂上もよく見えるし、天気は良さそうです。

景色抜群のビーナスラインのドライブが楽しみながら、霧ヶ峰の車山肩まで来ました。

車山に登る

霧ヶ峰三大湿原と呼ばれる八島ヶ原、踊場、車山の湿原の中で、まだ車山湿原だけは歩いたことがありません。

そこで、まず車山山頂まで登って、反対側に少し降りた所から車山湿原沿いに戻ってくる周遊コースを歩くことにしました。

車山まで登って行く道からは、飛行場(写真↘︎)に発着するグライダーや、前に歩いた踊場湿原(写真↙︎)が良く見えました。

小1時間歩いてレーダードームのある車山山頂に着きました。

車山山頂は、白樺湖(写真↘︎)に近い所からリフトでも登って来れるので、観光客で賑わっていました。

車山湿原で鹿の群れを発見

リフト沿いに急坂をしばらく降りた所から左手の草原に入って少し進むと、道は二手に分かれました。右の道は蝶々深山を通って八島ヶ原湿原へと続きますが、左の道に入って車山湿原の左岸側に向かいます。ここからは歩きやすい木道となりました。

木道の右手の湿原の中に鹿の群れを発見しました。

しばらく行くと、今度は木道の左手の車山へ続く斜面に別の鹿の群れを発見。

野生の鹿も見られたし、雨にも降られず、涼しくてとても気持ちの良いハイキングとなりました。

局所的な土砂降り

車山肩に戻り、車で蓼科のホテルに向かう途中、また雨が降り出して、白樺湖の先では土砂降りになりました。

しかし、女神湖畔のホテルに着くと雨は降っておらず、今日の雨はあちこちで局所的なようです。

ホテルは、夏休みで満室で、今回はいつもより小さめの部屋しか取れませんでしたが、一応小さなキッチンも付いているし、ガラスの教会「クリスタルチャーチ」越しに女神湖も眺められる最上階の部屋になりました。

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