モルムガオ寄港:オールド・ゴアの教会、ヒンズー寺院、スパイス農園

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モルムガオ入港

ゴア州ヴァスコ・ダ・ガマ市にあるモルムガオ港は、インドクルーズの定番寄港地ですが、港はとてもシンプルで・・・

ノルウェージャン・スカイ号は、インド沿岸警備隊の船などが停泊しているL型の埠頭の短辺をぐるりと回り込んで・・・

L型の長辺の内側に接岸しました。クルーズターミナルは小さめです。

昨日のマンガロール港よりは小規模でしたが、歓迎の演奏もありました。

今日は「ゴアのテイスト(A Taste of Goa)」という寄港地ツアーに参加して、ランチ付きで世界遺産のオールド・ゴアなどを観光します。

オールド・ゴアの教会めぐり

ツアーバスに乗車すると、すぐ後ろの席のドイツ人3人組から「アフリカクルーズに乗っていたでしょ」と声をかけられました。ちょっと変わった航路が好きな人は、同じクルーズに集まりやすいようです。

バスは、1時間ほどでオールド・ゴアに着きました。

世界遺産として登録されている「ゴアの教会群と修道院群」の中でも1番の見どころは、最大の聖堂であるセ・カテドラル(写真↓)と・・・

フランシスコ・ザビエルの遺体が安置されているボム・ジェズ教会(写真↓)なのですが・・・

なんたる不運か、今日は日曜日なのでどちらもミサ中で観光客は入れず、とっても残念です。

代わりに近くの聖カジェタン教会を見学しました。

中は広くてシンプルに美しかったです。

よく手入れされた庭もきれいでした。

次に、土産物店でのトイレ休憩の後、アッシジの聖フランシス教会を訪れました。

古い教会で、中の装飾が素敵です。

とても緻密で見応えがありました。

賑やかなヒンズー寺院

バスに40分ほど乗って、土産物店などでゴチャゴチャした通りに建つヒンズー寺院に着きました。

靴を脱いで中に入ると、礼拝なのかお祭りなのか、とても賑やかに楽器を鳴らし声を上げている人がたくさんいて、ヒンズーのお祈りの様子を間近に見れて良かったです。(撮影は控えました。)

女性たちが供物を作っている様子が印象的でした。

寺院を出た後、インド・ルピーの小銭が残っていたので、ローカルなお店の一つで地元のお菓子を買って味見してみました。

甘い砂糖菓子のようでした。

体験型のスパイス農園

30分ほどで最後の目的地のスパイス農園に着きました。

まずは楽しみなランチです。

アフリカクルーズで一緒だったドイツ人3人組とご一緒して、テーブルに置いてあったレモンハーブティー、カシューナッツをいただき、配られた強いリキュールを飲み、房ごと運ばれてきたバナナをもいで食べ、ビールが配られ、ビュフェを取りに行きました。

いろいろな種類のカレーとライスを1枚の皿に取るのでごちゃまぜになりましたが、観光客向けなのかあまりスパイシーではなく、美味しかったです。デザートには、スイカ、パイナップル、マンゴーをいただきました。

食後に農園スタッフの説明を聞きながら、いろいろなスパイスの草木をめぐり歩き、ちぎった葉っぱの匂いを嗅いでそれが何かを当てたりするなど、体験型だったのが良かったです。

昨日の農園で覚えたカシューの実はすぐに分かりました。シナモンは葉っぱでは分からず、薄く削り取った幹の皮の匂いで分かりました。

カシューアップルを絞った汁を蒸留して出てきたお酒を・・・

葉っぱの盃で味見しました。

食事の時に飲んだのは2回蒸留してアルコール度数を高めて保存できるようにしたもので、この時は1回蒸留しただけで度数は低めですが、やっぱり強かったです。

最後に1パック$1のスパイスを4種類選んでお土産にしました。

1時間以上バスに乗って、途中でビーチの近くを通り、港に戻りました。

モルムガオ出港

船は、近くに停泊していた2隻のインド海軍練習帆船をかわしながら右に90度、左に180度転回するようにして港を出て行きました。


船の図書室には、毎日配られる数独ゲームをもらいによく行くのですが、今日、日本の本コーナーがあるのを発見しました。

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