ミニチュアっぽいレイキャビクの街歩き

この記事は約4分でお読みいただけます。

快晴で気温7℃のとても清々しい朝を迎えました。宿の近くの海まで歩くと、ポツンと小さな白い家が建っています。冷戦の終わりの始まりとなったレーガンとゴルバチョフの歴史的な会談が行われたホフディ・ハウスと呼ばれる迎賓館は、驚くほど小さな建物でした。

今日はレイキャビク市街を観光します。まずは、街の中心のゆるい丘の上に建つハットルグリムス教会まで歩いて行きました。外観も中も簡素で現代的な感じです。

塔の上からは360°の景色を眺められました。これから歩く市の中心部には、カラフルな家々がミニチュアの街の模型でも見ているかのように並んでいます。

チョルトニン湖までゆるやかな坂を降りて、気持ちの良い湖岸の遊歩道を歩きました。写真の現代的な建物は市庁舎で、この中にある観光案内所でアイスランド各地の資料を入手したのが後で役立ちました。

国会議事堂も小さな建物でした。アイスランドには、930年に世界最古の民主議会「アルシング」が設立されました。1881年に建設されたこの国会議事堂もアルシングと呼ばれています。

首相官邸も驚くほどカジュアルな建物で、物々しい警備など一切ありません。日本以上に治安が良く、5年連続で世界で最も平和な国とされたアイスランドらしくて素敵です。

ちょうどお昼時に、調べておいたレストラン「オスタブージン」が近くだったので、そこでアイスランドとしてはお得な値段(それでも2人で4500円)の「今日の魚料理」を頼んだら、驚くほど美味しかったです。もっとパンをもらってソースに付けながら食べたかった。

ショッピング街の「ロイガヴェーグル通り」を抜けて宿まで一度戻ることにしました。アートな家や置物が所々にあって楽しめます。

一休みした後、レンタカーで町の北西の半島の先まで行って、満潮時は通れなくなる砂州をグロッタ島の灯台まで歩きました。おやつを食べながら、干潟のシギ・チドリをしばしバードウォッチング。今晩晴れれば、街明かりのないここは、オーロラを見るのに良さそうな所です。(しかし、その晩は曇り空だったのでパスでした。)

海岸沿いの遊歩道を歩いていると、唐突に足湯がありました。そもそも足湯なのかどうかその時は分からず、タオルも持ってなかったので、手をつけるだけにしましたが、後で調べると地図にKvika Footbathと書いてあり、やっぱり足湯だったようです。

宿に戻る途中、港で「フラム号」を発見しました。北極・南極方面が専門のクルーズ船のようで、いつか乗ってみたいものです。

元々自然好きなので市街観光にはあまり期待していなかったのですが、大自然だらけのアイスランドの中で希少な街の中を歩いて巡るのは、天気に恵まれたこともあって、楽しくとても印象的でした。
アイスランド2日目(観光初日)は、約10km歩き、その足跡は、下の地図のようになりました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »