ジャワ島スマラン寄港:馬で古代ヒンズー教寺院群めぐり

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再びメキシコ料理

ロンボク島に2回目の寄港をした翌日は、ジャワ海を西へ進む終日航海日で、定番イベントの「果物と野菜のカービング」などを見ました。

夕食は、1つ目のクルーズで気に入ったメキシカン・レストランのロス・ロボスで、前回美味しかった前菜のガカモレ(テーブル横で作ってくれます)、シュリンプカクテル、ハウスサラダをまたいただきました。

メインはスパイシーシュリンプを、付け合わせは前回多過ぎたので控えめに注文しました。

今回もどれも美味しくて満足です。

スマラン入港

翌朝、インドネシア最後の寄港地となるジャワ島中部のスマランに入港する様子を眺めていたら、航路をぎりぎり外れた所に半分沈んだ船がいました。

スマラン港でも小規模ですが歓迎の踊りがありました。

パトカーの先導でアドベンチャラスな道路へ

スマランでは、丘の上の古い寺院を馬でめぐるユニークな寄港地ツアーに参加します。

ツアーバスは、なんとパトカーに先導されて出発しました。アフリカ西海岸の都市に寄港した際も白バイやパトカーに先導された寄港地ツアーがありましたが、ここでもあるとはビックリです。

東南アジアらしくたくさんのバイクが走っていて最初は渋滞していましたが・・・

そのうちに高速に乗って、降りて、高度を上げて行き、1時間半ほど走ったところでトイレ休憩がありました。

そこから先は道路が細くなるため、7人ずつミニバン5台に分乗して目的のグドンソンゴ寺院を目指します。

途中から道は本当に狭くなり、路面も凸凹で、パトカーの先導もなくなりました。

このアドベンチャラスな道を通るだけでもこのツアーは当たりと思えました。

馬で坂道を古寺へ

ようやく着いた所で馬に乗りたい人と歩く人に分かれ、我が家は乗馬組で私が先頭、妻が3番目の馬に乗って引き馬で出発しました。

馬の上で振り返ると、まだ大勢が乗馬の順番待ちをしていました。

馬は石畳の細い坂道を下ったり登ったりしながら進みます。

急な上り坂では、馬はその方が楽なのか、早足になって一気に登って行きました。

古いヒンズー寺院を見学

しばらくして開けた所に出ると、一旦馬を降りて・・・

8世紀頃に建てられた古代ヒンズー教寺院をいくつか歩いて見てまわりました。

1番高い所にある寺院からは景色も良くて、棚田の向こうの木立の中に馬で出発した場所が見えていました。歩き組は、そこから坂道を登って来たことになります。

地熱地帯

また馬で出発してしばらく行くと、硫黄臭がする噴気孔があり・・・

温泉もあって、ちょっと日本ぽいです。

好みの白濁したお湯のようでしたが、つかる時間はありませんでした。

お得だった乗馬組

またいくつか寺院のそばを通りながら馬に乗ったまま見学し、記念写真を撮ってもらいました。

急坂を下った所にある最後の寺院は、上からの眺めが印象的でした。

歩き組は、1番高い所にある寺院まで往復この道を歩いたようですが、乗馬組は、周遊コースでよりたくさんの寺院が見られました。

乗馬は追加料金だと思っていたのですが、特に徴収されず、引き馬をしてくれた人もゴールに着くとさっと馬を引いて離れて行ったので、結局ツアー代に含まれていたようです。

リフレッシュメントも五つ星

さらに嬉しいことに、終わった後にツアー代に含まれる飲み物とスナックが出たのですが、それがとっても美味しかったのです。

飲み物は、大好きだけどなかなか飲むチャンスがないジンジャーティーで、スナックは、蒸しバナナ、ゆで落花生、ロンガンフルーツ、何かわからない果物、肉まんみたいなもの、パンを揚げたようなもの等、いろいろな地元のものがふんだんに出てきて、どれも美味しくて、ちょっと至福の時間でした。

何か分からないフルーツはこれで、外観から何となく想像した味とは違い、その味がまた良かったのです。

もうこれで終わっても大満足のツアーでした。

舞踏付きランチ

でもまだ終わりではなく、地元の料理のランチ付きです。

スープやビールも付いていました。

伝統舞踏のショーまで付いていました。

大当たりの寄港地ツアーでした。

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