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オーストラリアからインドネシアへ
昨日寄港したダーウィン(オーストラリア)と明日から4日連続で寄港するインドネシア中部とは1.5時間の時差があるので、昨晩30分、今夜1時間、それぞれ寝る前に時計を戻す時差調整がありました。
今回の旅行中、その間の終日航海日だけが、日本と時差がない一日となりました。
その終日航海日に船はティモール海 (オーストラリアとティモール島の間) を西へ進み、次の寄港地のコモド島(インドネシア)を目指しました。

コモド島にアプローチ
コモド島は、東のフローレス島(その東部にあるレウォトビ火山が5日後に噴火しました)と西のスンバワ島(その西にこの後寄港するロンボク島、バリ島が続きます)に挟まれた小さな島です。

火山性の島なので山の形がおもしろく、入港時の景色はとても楽しめました。

コモド島上陸
インドネシアで最初の寄港地なので、船が錨を降ろすと、入国審査の係官がさっそくボートでやって来ました。

インドネシアは、日本出国前にちょっと面倒なビザ(B1 – Tourist Visa On Arrival)の取得と、船内で配られた税関申告書への記入が必要でしたが、船客1人ずつの入国審査は無く、思ったより早く上陸許可が出ました。
ただし、コモドドラゴンの生息地であるコモド国立公園(世界遺産)の自然保護と訪れる人の安全のために、コモド島での自由行動は禁止されていて、必ずツアーに入ってレンジャーが同行することとなっています。
コモド島では船の寄港地ツアーは利用せず、現地ツアーを個人で予約しておいたので、そのツアー会社が発行したツアー参加証明書を提示して船のテンダーに乗り、コモド島に上陸しました。

私も妻もインドネシアは初めての国です。
コモドドラゴン
最初にレンジャーから注意事項と歩くトレイルの説明がありました。必ずしもコモドドラゴンが見られるとは限らないそうですが・・・

歩き出してまもなく、ちゃんと会えました。レンジャーは皆、先が二股になった棒を持っています。万一攻撃された時の防御にも使う棒ですが、この時は、これ以上は近づかないでという線を地面に描いています。

その線の外側にしゃがんだツアー客とコモドドラゴンとのツーショットを順番に上手く撮ってくれました。

長い舌を出したり引っ込めたりしているのが不気味でした。

こちらは別の個体で、背中がさっきのより赤っぽいです。

全部で5〜6頭のコモドドラゴンを見ることができました。
ピンクビーチ
次に、ボートに乗ってピンクビーチを目指しました。船の寄港地ツアーだと、コモドドラゴンを見るだけでしたが、ピンクビーチにも行きたかったので、それを含む現地ツアーにしました。

ボートが着いた立派な桟橋を歩いてビーチへ向かうと・・

本当にピンク色をしていました。事前の下調べで、もはやピンク色ではないとか、季節によって色が変わり今は違うとかの情報もあったのですが、これだけピンク色なら期待以上です。

赤い珊瑚のかけらと白い砂が混ざってピンク色に見え、6〜9月の乾季や日差しが強い時には、より鮮やかに見えるそうです。

ビーチとしても素晴らしい場所で、水の透明度が高く、珊瑚もあるし、魚もたくさんいて、スノーケリングも楽しめました。

スノーケリングの後は、またフローティング・ハンモックに寝そべって漂いました。
たくさんの土産物小屋も並んでいましたが、特に買いたい物はなし。

ボートに戻り出発前にツアーに含まれるローカルな料理のビュフェランチをいただき、なかなか美味しかったです。

ボートはノルウェージャン・サン号のそばを通って島の埠頭に戻り、足の砂を水で洗い流した後、テンダーで船に戻りました。

コモド島は景色も良くとても楽しめたので、お気に入りの寄港地となりました。
このクルーズは明後日にバリ島に入港して終わるので、晩のショーの後に乗組員がステージに勢揃いして挨拶がありました。

でも我が家はこの船の次のクルーズにも継続して乗船するので、まだお別れではないです。