安曇野で別荘生活

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1日目

ちょうど安曇野に行く日に、カーリングのグループ練習へのお誘いがあったので、軽井沢アイスパークで9時から14時までランチ休憩をはさんでデリバリー(投石)の練習や練習試合をしました。

太平洋クルーズ旅行でしばらくカーリングができなかったので、アイスに乗るのは2ヶ月半ぶりで、身体の感覚を取り戻すのにちょうど良い機会でした。

練習を終える頃、練馬区の小学5〜6年生の団体が4シートも使ってカーリング体験を始めるところでした。

この中からカーリングにはまって続ける子が出てくると嬉しいです。


安曇野は、軽井沢から2時間ほどのドライブです。

スーパーで買出ししてからお気に入りのコテージにチェックインし、景色の良いバルコニーで夕食にしました。

このコテージに泊まるのは3回目なので、気分的には我が家の別荘です。

しかし、玄関のロックが電子錠に変わっていたので、到着直後にうっかり鍵を閉じ込めてしまい、フロントに電話して予備の鍵を持ってきてもらう手間をかけてしまいました。

2日目

翌朝、暖房を入れるくらい気温が下がり、室内で朝食にしました。

午前中は、まずJAファーマーズガーデンでタラの新芽や山ブドウの芽などの山菜を買い、道の駅で野菜を買い足した後、周辺を散策しました。

水路沿いに歩いて行くと、水路同士の立体交差がありました。

安曇野は水路が網の目のようにあり、水路の立体交差もめずらしくはないのですが、ここはその中でも大規模なもので、万水川(よろずいがわ)の上を安曇野最大の用水路である拾ヶ堰(じっかせぎ)が横切っています。

その近くにはヤグルマギクが咲き乱れる畑がひろがっていてきれいでした。

しかし、後で調べてみると、ヤグルマギクが小麦畑に侵入すると収穫量を減らしてしまうので、あまりありがたくない花だそうです。


コテージに戻り、朝買った山菜と昨日安曇野に来る途中で摘んだアカシアの花を天ぷらにして、ランチに山菜天ぷら蕎麦をいただきました。

私はあまり蕎麦を美味しいと思ったことがない「うどん派」なのですが、山菜と一緒に食べる蕎麦はとても美味しくて見直しました。

午後はベランダ備え付けのBBQコンロと持ってきたスモーカーで燻製作りにいそしみました。

ゆで卵、ベーコン、ホタテ、カマボコなどをスモークして、イカ、チキンのBBQと一緒に夕食の食卓に並びました。

前回は、具材の水分が残り過ぎていてうまくできなかったのですが、今回はよく水気を取ってから燻製したので大成功でした。

3日目

午前中は、穂高神社〜禄山公園〜北国街道(塩の道)をウォーキングしました。

旧街道の街並みが残っている中の1軒の古民家をのぞいてみると・・・

細かな骨董品が所狭しと並べられているお店で、紅茶もいただけるようになっていたのでティータイムにしました。

ティーは、昔好きでよく飲んでいた懐かしい味のレディグレイでした。

穂高神社の近くに、ヤグルマギクに侵入された小麦畑がありました。

小麦の穂もヤグルマギクの花もどちらも美しく、まるでお互いを引き立て合っているように見えますが、地面の中では養分の獲得競争をしているわけです。


ランチは、昨日おいしくてはまった山菜天ぷら蕎麦を再びいただきました。

午後はまたたくさんスモークして持ち帰り用の分もたっぷり作りました。

燻製作りは別荘生活の醍醐味の一つです。

4日目

安曇野のコテージのもう一つの醍醐味は、各棟に引いてある温泉で、帰路に着く前に温泉露天風呂気分を味わいました。

安曇野に来てからずっと北アルプスの稜線は雲に覆われていたのですが、ようやく最終日になって、まだ少し雪が残る常念岳の頂が顔を出してくれました。

ずっと食事は自炊でしたが、最後のランチだけ外食にして、信州サーモン丼をいただきました。

信州サーモンは、長野県が開発したもので、ニジマスとブラウントラウトをバイオテクノロジー技術を用いて交配した一代限りの養殖品種なのですが、なかなか美味しくて気に入っています。

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