この記事は約5分でお読みいただけます。
ポリネシア先住民がタヒチから4千km以上も離れたハワイに渡るのに使ったと思われる船と航海術を復元したホクレア号は、タヒチ〜ハワイ間の航海に20日間ほど要しました。
スピリット号は、仏領ポリネシアのモーレア島を14時半に出航して、ハワイ島に5日後の10時半に入港するまで、4日間連続の終日航海日が続きます。
1日目:ステーキハウスでシーフード
しばらく終日航海日が続くということは、新鮮なシーフードを食べるなら今日がラストチャンスです。
プールサイドのビュフェに偵察に行くと、期待していたシーフード・パエリャがあったので、ランチにいただきました。
プールサイドでは、前半のクルーズでは参加者が集まらずにお流れとなりましたが、今回はスタッフが頑張って参加者をかき集め、いくつかおもしろおかしいゲームがありました。
夕食は、キャグニーズ・ステーキハウスで、私は肉より美味しそうだった牡蠣やエビのシーフードばっかりいただきました。妻はメインの肉が柔らかくて気に入っていました。
これで有料レストランを無料で使えるプラチナ特典を使い切りました。
2日目:舞台裏体験ツアー
前半のクルーズでもあった「クルーズの舞台裏体験ツアー」にまた参加して、今度はブリッジが見られないかと期待しましたが、見たのはシアター(写真↓)のステージ裏、ギャレー(キッチン)、ランドリーで前回と同じでした。
ギャレーの見学中に壁に張り出されていた毎日のメニューを全部写真に撮ったので、その後は食事の前にその日のレストランのメニューを見て、レストランとカフェテリアのどちらに行くか決めるのに役立ちました。
この日のランチは、私の大好物のタコスを好みの具を入れて作れるコーナーがカフェテリアにありました。
南半球最後の晩は、夕焼けがきれいでした。
3日目:赤道祭
船室のモニターに表示されている現在地が北緯(N)になり、赤道を越えて北半球に戻って来ました。
船で赤道を越えるのは初めてです。
14時からプールサイドである赤道祭に先立って、赤道を越えるのが初めての人は船首のラウンジに集まるように言われて行くと、シーツをギリシャローマ風に身体にまとうことになりました。
その格好でプールサイドに出て行くと、順番に海神ポセイドンの裁きを受けて、スライムを浴びせかけられました。
後日、赤道通過証明書が船長より配られました。
赤道通過者の通過儀礼を体験して楽しい思い出になりました。
4日目:グロー・パーティ
妻が参加したイベントですが、1ドル札を指示された通りに折っていくと・・・
シャツが出来上がり、別の1ドル札のジョージ・ワシントンに着せてあげました。
イベントに参加したり食事に行ったりする際に船内の廊下を前へ後ろへ歩くのですが、ドアにマグネットを貼ってデコレーションしている楽しげな船室を時々見かけます。
終日航海日最後の夜には、クルーズ中で最大のパーティとも言えるグロー・パーティがありました。
これまでのクルーズでもあったのですが、おそらくダンスパーティだろうし、「白い服」または「光る物」を身に付けてくるようにと書かれていて、ハードルが高そうで参加したことはありませんでした。
しかし、妻が見に行きたがったので、服は普通のままでのぞきに行くと、白装束の人や何かピカピカ光るものを体にまとった人がたくさんいましたが、普通の服でのぞきに来ている人も少なからずいました。
しばらくして夜のショーに出演しているダンサーたちが、真っ白な服を着てステージで踊り始めました。いろとりどりの照明に照らされて身体がいろいろな色になってきれいです。なるほど白い服はこのためでした。
そのうちにいろんな色でピカピカ光る棒が配られ、それを持って振り回しながら皆が踊り始めました。
妻が光る棒を1本ゲットして、ダンスには加わらずに船室に戻り、記念写真をパチリ。
これまで謎だったグロー・パーティの正体を見ることができました。