旧ユーゴ21: バロックの都を見て、ザグレブでレンタカーとお別れ

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農場の乳製品と蜂蜜の朝食

ヨーロッパで最も美しい谷“Logarska Dolina”でファームステイした農場の朝食は、手作りバターなどの乳製品が豊富で美味しかったですが、加えて地元の蜂蜜もたっぷりいただきました。

1週間過ごしたスロベニアを後にして、クロアチアに再入国しました。

バロックの都“ヴァラジュディン”市街観光

国境に近いヴァラジュディン(Varazdin)は、一時的にクロアチアの首都にもなった歴史豊かな街です。

11時半頃、この街の市庁舎が建つトミスラフ広場に到着しました。

ヴァラジュディンは「バロックの都」とも呼ばれていますが、広場のそばの大聖堂もバロック様式の教会で、バロック音楽祭のメイン会場としても使われるそうです。外観はシンプルなのですが、中の装飾は派手でした。

ヘルツェル宮殿もバロック様式の宮殿ですが、その中は宮殿には似つかわしくない昆虫博物館になっていて、なかなか楽しめる展示内容でした。

スタリー・グラードは、この街の最古の建物で、この地方の防衛拠点だったにしては、何かメルヘンチックで、むしろ“かわいい”感じの城です。

最後に、セルマゲ宮殿の奇抜で印象的な外観を見ました。

300〜400m四方に見どころが集中していたので、1時間ほどで全部見てまわれました。

コカコーラもどきのコクタ

ちょうどお昼の時間なので、ケバブとハンバーガーのランチにしました。

飲み物は、トルココーヒーとコクタ(Cockta)にしました。

コクタなる飲み物は、ユーゴスラビア時代にコカコーラを真似て作ったもので、コカコーラが流通するようになっても、昔飲んだコクタが懐かしいと最近また製造されるようになったそうです。

コーラもどきの不思議な味でした。

ザグレブのアパートに着き、レンタカーを返却

今回の旧ユーゴスラビア旅行の最後の目的地、クロアチアの首都ザグレブに15時頃着きました。

今夜のアパートは、日本から予約しておいた日本人が経営するアパートで、観光に便利な場所にあります。しかし、都会で車の駐車場所の確保が難しいので、予定より1日早くレンタカーを返すことにしました。ドゥブロヴニクからここまで19日間で3426.3km走りました。

経営者の日本人はあいにく入院中とのことで、日本語が堪能な学生風のクロアチア人の女性がアパートの説明をしてくれました。満室でキッチンとリビングは若いカップルと共用となった分ぐっと安くなり、アイロンから掃除機まで何でもそろっていて、さすが日本人の宿でした。

近くのスーパーで食材を買ってきて、夕食には、ソーセージと市場で買った野菜のスープ、ラビオリ(トマト&バジルソース)、ビール、オレンジ-ナ、クリームケーキ、コーヒーをいただきました。

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