ホノルル市街観光〜島めぐり飛行〜カイルア・コナ(ハワイ島)

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ダウンタウンさっさか歩き

ホノルル最終日、朝食とパッキングを終えてまだ8時なので、11時のチェックアウト前にバスでダウンタウンに行き、見どころをさっさと歩いて見てまわることにしました。

ハワイアン・ミッションハウス史跡史料館の3つの建物の中で最も古い1821年に建てられたこの建物が、ハワイで最古の建物だそうです。まだ開館時刻前で中には入りませんでした。

カワイアハオ教会は、ホノルル最初のプロテスタント教会で、きれいな色の壁材はサンゴ石です。工事中で中には入れませんでした。

教会の向かいにホノルル・ハレ(市役所)がありました。

ハワイ州最高裁判所カメハメハ大王像です。昨日バスでこの前を通った時にガラス越しに写真は撮れたのですが、今朝はもっときれいに撮り直しできました。

その向かいは、アメリカでは数少ない宮殿のひとつ、イオラニ・パレスです。建物の中を見る時間はありませんでした。

宮殿裏に立っているリリウオカラニ女王像です。ハワイ最後の女王で、作曲家でもあり、有名なアロハ・オエも彼女の作です。

女王の目の前に聳え立つのが州政府ビルです。中央が吹き抜けで、火山をモチーフにデザインされました。

その吹き抜け部分から窓越しに議会をのぞけましたが、ここも建物内には入らずです。

州政府ビルをはさんで女王像と反対側に立っているのは、ダミアン神父の銅像です。モロカイ島でハンセン病患者のケアに生涯を捧げ、自らもハンセン病で命を落とした聖人です。

神父が見ている先にあるワー・メモリアルです。この辺りで雨がパラつき始めました。

その隣のワシントン・プレイスです。リリウオカラニ女王は、ここで余生を過ごしました。

その隣のセント・アンドリュース大聖堂です。ヨーロッパの大聖堂のイメージとは全然違って、建物も新しいし、ネットで検索すると、ここで挙式・結婚式をどうぞ〜みたいなページがたくさん出てきました。

その向かいは、キャピトル・モダン(旧ハワイ州立美術館)です。これも外観を見ただけでしたが、これでダウンタウンの主だった見どころを1時間足らずで全て見てまわれました。雨も止みました。

バスで宿に戻りましたが、ホノルルはバスがとても便利でした。数分待てば来るし、距離に関係なく(パールハーバーでも)1回1人$3なので、たくさん持って行った$1札と$5札を1枚ずつ乗車時に2人分として機械に入れるだけでした。

ハワイ諸島を空撮

11時ぎりぎりにチェックアウトして、Uberで空港に向かっていると、一昨日スピリット号から下船したピア2に別の大きなクルーズ船が寄港していました。後で船と天文に詳しい友人Pさんが調べてくれたところによるとセレブリティ・ソルスティス号(12万トン)でした。

定刻13:45にハワイアン航空でホノルル空港を飛び立つと、先ほどのクルーズ船、ワイキキビーチ、ダイアモンド・ヘッド、そしてきれいな海を一望できました。

次に見えてきたのは、ハワイ諸島で6番目に大きなラナイ島の南岸です。オラクル創業者のラリー・エリソン氏がこの島の98%を所有しているそうです。

次に、ハワイの主要8島の中では一番小さいカホオラウェ島が見えてきました。この島での営利活動は一切禁止されていて、ほとんど無人島です。

目的地のハワイ島が見えてきました。ハワイ最高峰のマウナケア(標高4205m)の山頂とそこに建ち並ぶ天文台が見えています。でも、さらさら溶岩のなだらかな楯状火山なので、そんなに高い山には見えません。

コナ国際空港の辺りは広大な溶岩台地で、今から着陸するところは本当に地球? と思うような景色でした。

露天シャワーとラナイがあるコテージ

空港でレンタカーを借りて、船で寄港した時に偵察しておいたスーパーのSafewayへ買い出しに行くと、ノルウェージャンのプライド・オブ・アメリカ号が見えました。スピリット号の寄港地がヒロからカイルア・コナに急遽変更となったのは、この船が故障してヒロから動けなくなったせいです。

カイルア・コナで4泊する宿は、Airbnbで見つけたコテージです。広いリビングは寝室も兼ねていて・・・

キッチンの設備も整っており・・・

屋内に普通にシャワー・トイレ・洗面所もあるのですが、ここに滞在した人の多くが絶賛していたのは、屋外にもあるシャワーで、私も使ってみましたが気持ちよかったです。

日本では珍しくない露天風呂というものに馴染みがない国の人にとってみれば、この屋外シャワーによく似た価値を感じているのかもしれません。

そういうちょっとユニークなコテージですが、何と言っても一番気に入ったのは、こちらでラナイと呼ばれる大きなバルコニーで、ここで野鳥を眺めながら食事をするのは、とてもハッピーな時間でした。

暗くなって電灯を点けていても蚊や虫は来ないし、いつも吹いている貿易風が涼しいし、食後もずっとそこに座っていたいくらいでした。

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