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名残惜しいカリビアン・ビーチ・リゾートを出発
昨日遅かったけど大人は6時に起きて先に朝食を済ませ、子供は9時15分に起きた。4人で最後に湖岸の草地でカモメに餌をあげた。晴れていてすがすがしい。
名残惜しくて、パパが車を回している間にママと子供達はポート・ロワイヤルまで歩いていった。快適だったカリビアン・ビーチ・リゾートをチェック・アウトして10時過ぎに出発。
マイアミまでドライブする途中、お昼に食べたタコスにはまる
Epcot Center Drive, 536, 535と通りUS192に出て、スーパーの「パプリックス (Publix)」で買い物。ビールを買おうとすると、アルコール類は日曜日は午後1時以降でないと売らないとのことでビックリする。
わりと混んでいるキシミー (Kissimmee) の市街をUS192に乗ったまま通り抜けて、フロリダ・ターンパイク有料道路に入ったのが11時半。ターンパイクでフロリダ・キーズの入り口まで行けるけど、変化もあるし節約にもなるので、フォート・ピアース (Fort Pierce)からは無料のI-95に乗り換えて行くことにした。
ターンパイクを1時過ぎに降りて、遅めのお昼にタコ・ベルでメキシコ料理のファースト・フード。いろいろなタコスを注文したが、おいしくておかわりをテイク・アウトした。おいしいだけでなくて健康的だ。油分、塩分がほとんど無いかわりにスパイシーで、野菜も肉も入っている。とにかくやみつきになった。
何度もガソリンスタンドのお世話になりながらフロリダを南下する
I-95に乗ってさらに2時間でマイアミ。マイアミに入ってから道が難しくなって、ママの運転、パパのナビゲーションで進む。I-95の終点でUS-1に乗ってからは信号がたくさんあるのでなかなか進まない。
初めてガソリン・スタンドで給油もする。給油口と反対側に停めてしまったので、ホースを延ばして無理に入れると車に少し傷がついてしまった。このレンタカーは、借りた時の走行距離がたったの8マイルで、我々が最初に借りる新車なのだ。ママは「5ガロン以上の客にサービス」というコーヒーをしっかり飲んだ。
ごちゃごちゃした所の運転で疲れたママに代わって、ここからはパパの運転。さらにUS-1をまっすぐ進む。地図によるとただまっすぐ行けばいいはずなのに、だんだん道が細くなって、突然、一旦停止の交差点でこの先行き止まりの標識。他の車の流れに従って左折するけど、これでいいのだろうか。
またガソリン・スタンドで道を聞くと「とにかく真っ直ぐいけばいい」と言われた。その通り行くと、ホームステッドの町に入って、やっとどこを走っているか分かった。
今度は娘が「トイレ」と言い出して、またガソリン・スタンドに入る。マッカーサーという銘柄の牛乳も買ったが、フロリダ・キーズにいる間は、いつもこの赤いパックだった。こちらのガソリン・スタンドはコンビニを兼ねている所が多いので便利だ。
やっとまたUS-1に乗って、後はひたすらこの道を走るだけ。橋を渡って、いよいよフロリダ・キーズに入る。最初の島はキーラーゴ。この道の終点のキーウェストからの距離を示すマイルマーカーの数字がだんだん減ってくる。そろそろ日が暮れ出した。
ホテルは期待と違っていたけど、結果オーライ
ほとんど暗くなる午後6時、マイルマーカー85の今日から泊まるアイラモラーダという町の「トロピカル・リーフ・リゾート」に着いた。
でも「ここだ! 着いた!」という感じではなかった。
ガイドブックのホテル・リストの中から選んで電話で予約しておいた所だけど、そのガイドブックの説明文、宿泊料金、電話での応対の感じから、わりと大きな良いホテルを予想していた。車で走っていて突然左側に「トロピカル・リーフ・モーテル」の看板と極普通のモーテルらしき建物が現れた時は、きっとここは姉妹モーテルか何かで「リゾート」の方は別の所だろう、一応確かめてみよう、リゾートの場所も教えてくれるだろう、という気持ちでフロントに行くと、実はここだった。
キッチン付きの部屋は一番海側でまあいい所だけど、天井の電気がつかない、シャワーはあるけどバスタブは無い、ベッド1つにもう1つはソファがベッドに変身するやつ、全体的にちゃちっぽい作りで、期待していただけに少しガッカリした。そうは言ってもキッチンはガス口が4つもあり、一応一通り鍋・食器類はそろっている。外にはデッキチェアー、テーブル、子供の遊び場もあって、8時過ぎまで子供達は外で遊んでいた。
タ食は部屋のキッチンでラムステーキ、パスタ、サラダ、ご飯を作る。換気扇がないのでラムステーキの煙が部屋中にもうもうとたちこめた。煙を出そうとキッチンの窓を開けると手で支えていないと閉まってしまうので、ハンガーでつっかえ棒をする。天井の電球はフロントで新しいのをもらってきたのにやっぱりつかないので、スタンドの傘をはずして少しでも明るくする。そうやってアメリカ初の自炊のタ食を食ベた。
ここのコインランドリーは洗濯機、乾燥機それぞれ25セント硬貨が7枚も要る。カリビアン・ビーチ・リゾートでは合わせて7枚だったのに比ベると高い。
さて、子供達の寝る時間だ。ソファベッドは座る所のマットをまず取って、中から折り畳んであるベッドを引っ張り出す。するとマット、シーツ、毛布の全部がセットされた大きなベッドになる。もう1つのフルサイズのダブルベッドよりも大きい。子供達も面白がってさっそくベッドとベッドの間に椅子やソファのマットを並ベて即席の遊び場を作って楽しんでいた。
子供達が寝るのに部屋の電気を1つ1つ消していくと、キッチンの蛍光灯が消えない。このスイッチかあのスイッチかと試していって、これは冷蔵庫のスイッチだろうと思われるのを念の為試すと、天井の電気がめでたく明るくついた。電球を取り替える必要も無かったのだ。蛍光灯のスイッチも分かって電気に関しては不目由しなくなった。