この記事は約4分でお読みいただけます。
ウルルの全貌と歴史を概観
天気予報は今日も雨模様なので、ウルル(エアーズロック)に徐々に朝日が当たって赤く輝く様子は見れそうにありませんが、一応、5時起き6時出発で、ウルルのサンライズ鑑賞エリアに向かうことにしました。
近づくにつれて段々と大きく見えてくるウルルの姿は印象的です。
日の出時刻を少し過ぎて着くと、曇り空で日の出を見られなかった大勢の観光客は帰り始めていて、赤く輝くウルルは見られませんでしたが、ウルルの左にカタジュタの岩群が遠く見えていました。
次に少し戻ってカルチャーセンターを見学しました。
館内は撮影禁止でしたが、説明は日本語でも書いてあり、白人が移住してきて先住民の生活を無茶苦茶にしてしまった様子が痛々しかったです。
ウルルのトレイル歩き
ウルルの周りにはいくつものトレイルがあります。
まず、一番短い往復1kmのKuniyaウォークを歩くことにしました。駐車場からまっすぐウルルに向かって歩いて行って・・・
ウルルの生え際まで来て岩肌にタッチ!
途中にある洞穴の壁画を見て、さらに奥へと歩いて行くと・・・
トレイルの終点は大きな泉になっていて印象的でした。
次に、往復2kmのMalaウォークを歩くことにしました。このトレイルの入り口は、まだウルルに登ることが許されていた時の登り口となっていた所ですが、今は柵が設けられ手すりも撤去されて入れないようになっていました。
ウルルを一周するベースウォークの一部にもなっているこのトレイルを歩いて行くと、雨が降った後なので、幾筋もの水の流れが岩肌にできていておもしろいです。
トレイル沿いには大きな洞穴がいくつかあり、ここは、先住民の少年たちの学びの場で・・・
こちらは、台所だったそうです。
こちらもトレイルの終点は泉になって、絶壁が聳え立っていました。
歩いている間、顔にまとわりつくハエがうざったく、防虫ネットは必需品でした。
カタジュタのトレイル歩き
今日は気温も上がらずTシャツと長袖でちょうど良いくらいなので、車で30分ほどのカタジュタの岩群にも行くことにしました。(暑い日には、午前中に歩くことが推奨されています。)
まず、砂丘鑑賞エリアからカタジュタの全貌を眺めると、ウルルより変化に富んだ姿です。
まず、往復2.6kmのWalpa渓谷ウォークを歩くことにしました。先が見通せない谷の奥へと向かって歩いて行くので、この先はどうなっているのだろうというワクワク感があります。
渓谷がどんどん狭くなってきておもしろいです。
最後の一番狭い所をはたして乗り越えて行くのだろうかと思いましたが、その少し手前が終点でした。
最後に、1周歩くと7.4kmもあるValley of the Winds(風の谷)のトレイルを最初のKaru展望台まで往復2.2kmだけ歩きましたが、期待したほどの景色ではなくて、Walpa渓谷ウォークの方がおもしろかったです。
曇りでウルルのサンライズ・サンセットは見られなかったものの、涼しいので歩きたかった4つのトレイル全てを1日で歩けて良かったです。
リゾートから眺めるウルル
ホテルに戻り、夕方、リゾート内の展望台からもウルルを眺めました。
昨晩雨で中止となったフィールド・オブ・ライト(イルミネーションのアート)は、今日も雨で中止とのことで、結局払い戻ししてもらうことになりました。