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特等席でモーニング
今日は9時入港予定なので、7時開店のお気に入りのレストランに早めに行くと、船尾の窓際のテーブルで航跡を眺めながら食事ができました。
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特等席感ありありです。
巨大浮き桟橋に接岸
9時前に、巨大な浮き桟橋にジュエル号が実に見事にそっと横付けして、ボートでもやい綱を受け渡しするところを船室のバルコニーから見ました。
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9時過ぎ、このクルーズで2つ目の寄港地、アイシー海峡ポイントに上陸しました。アメリカで5番目に大きなチチャゴフ島の北部にあるクルーズ船客のための観光地です。
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ジュエル号が着いたのは、2つある桟橋のうち、新しく大きい方で、大型クルーズ船が横付けできるように4年前にノルウェージャンの協力で増設されたものです。
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アイシー海峡ポイント見物
まず、ジュエル号が着いたウィルダネス・ランディング(地図A)から、無料のゴンドラリフト、トランスポーターに乗って、もう一つの桟橋、オーシャン・ランディング(地図B)の方に移動しました。
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元からあったこちらの桟橋の付近に観光施設が集中してありました。まずは、シャチのモニュメントを見て・・・
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さらに奥へ海岸沿いのプロムナードを歩いて行くと、いろいろな施設がありましたが、帰りに見ることにして先に進むと、Crab House(地図C)というレストランがありました。
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$20くらいからカニが食べられるようですが、妻が望んでいたキング・クラブではなくダンジネス・クラブだったので、ここはパスすることにしました。
素朴なフーナ村を訪問
一番奥まで行くと、2kmほど離れたフーナ(地図D)へ往復$5/人で行けるシャトルバスがあったので、それで村へ行ってみることにしました。
村は人口900人で、ガソリンポンプは1つだけで1ガロン$6以上もします。食料品店が1軒だけあって、その店のポリシーは「ここに無い物は必要ない物」だそうです。
そんな話を地元の女性のバスドライバーがしてくれました。
赤い建物は、バスを降りたところの近くにあった学校です。
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木の舟やトーテムポールを造っている工房でしょうか。
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帰りのバスが出るビール醸造所まで来て、そこで黒ビールの地ビールを飲みました。あっさりめの味で美味しかったし、この小さな村を訪れた良い思い出になりました。
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今回の旅行でアルコールを飲むのは、これが最初でした。
アラスカ原住民が残した絵
ちょうど帰りのバスも来ましたが、海岸沿いの遊歩道の感じが良かったので、歩いて帰ることにしました。
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途中にあった岩の崖肌をよく見ると・・・
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人が乗ったカヌーの絵が描かれています。
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これは、アラスカの原住民であるクリンケット族が最初にフーナに住むようになった1750年代の頃からの絵だそうです。
缶詰工場の跡
アイシー海峡ポイントに戻り、行きに通り過ぎたショップなどをゆっくり見て歩きました。
20世紀初め頃にここの主要産業であった缶詰工場の機械が博物館的に展示されているのを見るのはおもしろかったです。
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熊が出没する湖へハイキング
一度船に戻ってランチを済ませた後、有料のゴンドラリフト、スカイグライダーに乗って、山の上の展望台(地図E)に行ってみることにしました。
雨模様で山には薄っすら雲がかかっていたので、景色がどの程度見えるか心配でしたが、登る途中のゴンドラリフトの中から、かろうじてジュエル号とアイシー海峡の景色が眺められました。
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山の上に着いてからは、雲で残念ながら展望はありませんでした。
でも、すっかり雲の中というわけでもないので、Hidden Lake(地図F)までのトレイルを歩くことにしました。
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この辺りは野生の熊がたくさん生息しているので、トレイルの入り口で数名のグループを作ってからスタートするようになっていて、我が家はブラジル人女性とオーストラリア人男性と一緒に4人で歩きました。
湖に着くと、そこにはなんと銃を持ったスタッフ(写真↓右端)が万一に備えて待機していました。実際に熊が現れたことがあるか聞くと、毎朝見ているのだそうです。
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一緒に歩いたオーストラリア男性は、日本に行くのは5回目(このクルーズの終着港が東京)だそうで、久しぶりに旅先らしくいろいろと話せて楽しかったです。
湖も湿原のようになっていて景色もきれいで、これならゴンドラリフトで登ってきた甲斐がありましたが、$50割引の特典がある寄港地ツアーとして事前に申し込んでおけば2人で$50で済んだのに、上陸後にチケットを買うと割引がなく$100したので、かなり悔しいです。
船でサーカス
船では毎晩シアターで何らかのショーがあるのですが、この晩のLe Cirque Bijouは、サーカスというかミュージカルでもあり、アクロバット的なすごい技の連続で、客席の上空まで使って繰り広げられる素晴らしいショーでした。
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今回のクルーズではこれが目玉で、これまでのクルーズの全てのショーの中でもトップクラスでした。