終日航海日:濃霧と夕焼けのバンクーバー島沖

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濃霧

昨晩からずっと一定間隔でボーッと汽笛が鳴っているので、もしやと思って外を見ると、予想通り、濃い霧です。

汽笛の音で船旅気分が盛り上がるだけでなく、霧で景色が全く見えないことには、もう一つ良い点がありました。

その話は、ちょっと長くなりますが・・・

アラスカクルーズの予約変更

クルーズにはまって次はどこに行くか考えていたところ、アラスカが一番良かったという人が多く、日本から出発できるのも魅力で、最初は来年4月の東京→スワード、スワード→バンクーバーの連続するクルーズの窓なしの船室を予約しました。

その後、アラスカクルーズこそ景色が良いのでバルコニー付きの船室が良いと言う話を聞き、ほぼ逆コースの今回のクルーズだと、$345追加するだけでバルコニー付き船室にできるほど安かったので、予約を変更しました。

ただ、寄港地の数が10から5に半減し、バンクーバー島を通過する際に、島と大陸の間のインサイドパッセージではなく、島の外洋側を通る航路になるのは、とても残念ではありました。

そういう経緯があったので、バンクーバー島沖を通過する際に濃霧だったのは、これなら島のどちら側を通ろうと景色が見えないなら同じだと、まあ負け惜しみ的に納得できたわけです。

我が家の定番の朝食メニュー

景色のない終日航海日なので、船の食事はいつも以上に楽しみです。

ノルウェージャンの食事のメニューは、基本的にどの船に乗っても同じなので、朝食は船尾のレストランでいつものお気に入りを頼みました。最初に、トマトジュース、ヨーグルトパフェ、フルーツサラダ・・・

メインには、妻はいつもスモークサーモン・ベーゲルですが、私は今日はエッグ・ベネディクトです。

1人ランチ

霧だけでなく風も強いようで、船はかなり揺れています。

特に参加したいイベントがなかったので、午前中は展望ラウンジでくつろぎながら、私は明日の寄港地の下調べ。妻は、揺れる船で絵を描いていたせいか珍しく船酔いしてしまいました。

なので、ランチは私1人でカフェテリアで済ませ・・・

妻がそれなら食べられるというバニラアイスだけ船室に持って帰りました。

期待以上のアジア料理

持って来ていた酔い止め薬を飲むと、妻も夕食までには元気になりました。アネロンという薬で、南極クルーズの荒れたドレーク海峡で多くの船客が船酔いで苦しんでいた時でも食欲旺盛だったくらいよく効きます。

ジュエル号には、Chin Chinという名前はともかくアジア料理のレストランがあるので、開店時刻に合わせて夕食に行ってみると、既に長い列ができていて人気のようです。

幸い満席になる前に座れて、写真のスープから始め、ワカメが入っていないワカメサラダ、春巻き、おまけの餃子、イカのフライ、メインの酢豚、オレンジビーフ、チャーハンをいただき、期待以上に美味しかったので、またここは利用しそうです。

ほぼ満腹だったので、デザートはカフェテリアに行って小さめのソフトクリームで済ませました。

水平線に沈む太陽

いつの間にか霧は晴れていて、19時頃に水平線に沈む太陽を眺めました。その時に偶然、クジラの潮吹きも見られました。こういうのもクルーズの醍醐味です。

沈んだ後も、雲が真っ赤に染まることがあるので、しばらく眺めていたら、ちょっと珍しい色模様になりました。

今日までは太平洋時間、明日からはアラスカ時間になるので、寝る前に時計を1時間戻しました。

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