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朝食付きの宿なのに8時半になってもまだ出てこないので、持っていた食料で済ませて出発することにしました。今日はノースカスケード国立公園を観光した後、シアトルの反対側まで長いドライブをするので、時間を無駄にはできません。
西部劇風のレトロな街並み
ウィンスロップ(地図A)の街の中心部は、本格的に西部劇風な街並みになっていて、レトロなベーカリーのお店の前に馬車ではなく普通の乗用車が停まっているのに違和感を感じるほどでした。
入ってみたくなるような良い雰囲気のお店もありましたが、朝食を食べたばかりだし、寒いし、アイスクリームはちょっと無理です。
シェイファー歴史博物館という無料の野外博物館があったので、一通り見てまわりました。
西部開拓時代の採掘用の機械などもあって、なかなか見応えがありました。
ノースカスケード国立公園の核心部
走りやすい道路を登って、いよいよノースカスケード国立公園の核心部に来ました。
まずは、標高1669mのワシントン峠(地図B)です。雲に隠れてしまっている山もありましたが、展望ポイントへのトレイルを歩いて行くと、北東方向の険しい岩山、シルバースター山(標高2705m)が姿を見せてくれました。
次のロス湖(地図C)は、道路際の展望台から遠望しました。
ディアブロ湖(地図D)は、エメラルドグリーン色の美しい湖でした。
この湖を見渡す展望台でピクニックランチにしましたが、途中で雨が降ってきてしまいました。
はさんだハムの味が良くて、今回の旅行でこれまでに食べたサンドイッチの中で一番美味しかったです。
最後に、ゴージ・オーバールック・トレイルへの入り口の駐車場(地図E)に車を駐めて、ゴージ・クリーク滝を眺め・・・
トレイルを歩いて、ゴージ湖のダムを見に行きました。
雨模様のノースカスケード国立公園で、ベストな条件での景色は見られませんでしたが、最後に自然の中をちゃんと歩けたので満足できました。
レーニア山麓の可愛いコテージ
12時半頃にノースカスケード国立公園を発って、後はひたすらドライブです。
ナビでは今晩の宿まで4時間半と出ましたが、シアトル市街を通り抜けるハイウェイが大渋滞していて、どんどん遅れました。
2人以上乗っている車だけが走れるHOV(High Occupancy Vehicle)レーンがあるところでは、他の車線より速く進めて助かりましたが、それでもかなり長い時間ノロノロ渋滞でした。それにしても、きめ細やかにHOVレーンが設定されているのには感心しました。
ようやく18時半頃に、レーニエ山麓のアシュフォード(地図F)の宿に到着しました。
広い農家の庭の一角に建てられた可愛いコテージに今晩から3連泊します。
$154/泊でちょっと高めですが、間取りも家具や台所用品も申し分なく、土足禁止なのも気持ちいいし、暖房もよく効いて、とても気に入りました。
道中のスーパーで買って来た食材で夕食にしました。