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宿の断水
昨晩、宿に戻ってきた時、どこも水が出ない状態になっていました。宿のホストにはすぐに連絡しましたが、今朝になっても断水のままです。
料理に使う飲料水はホストがたっぷり用意してくれましたが、シャワーを浴びられないのとトイレが流せないのが困ります。
シャワーなしで2晩目を過ごすのは辛いので、宿を移ろうかとも思いましたが、冷蔵庫内の買った食料の始末に困るし、パッキングも面倒なので、夜までに復旧していることを願って今日は予定通りにディズニー・アニマルキングダムに行くことにしました。
アニマルキングダムに初入場
オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドの中で、
- マジック・キングダム
- エプコット(旧名:エプコット・センター)
- ディズニー・ハリウッド・スタジオ(旧名:ディズニーMGMスタジオ)
は、30年前に家族で行ったことがありますが、アニマルキングダムだけは、当時まだありませんでした。
駐車するのに$25、2人で$300以上もする高い入場料を払い、鳥が飛んでいる森の中のオアシスゾーンで9時の開場を待ちました。
まずディカバリー・アイランドに渡ると、正面にこのテーマパークのシンボルであるツリー・オブ・ライフが見えてきました。
木の手前を大きく左に曲がって、まずは目指すは、パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバターです。
アバターの世界を飛び回る
まっしぐらにアバター・フライト・オブ・パッセージに向かって早足で歩いて行きましたが、周りの人も同様なので、すでに長い行列ができていました。
しかし、映画『アバター』の世界観のある景色の造成が素晴らしくて、待ち時間もあまり気になりませんでした。
途中からは建物内に入って洞窟の雰囲気の中を行列し、最後の方は実験室があったりして楽しめました。
1時間ちょっと待ってようやく順番になり、バイクのような乗り物に1人1台づつまたがり、3Dメガネをかけて出発です。
アバターの美しくシュールな世界の中で、大空や森の中や岩の間をビュンビュンと飛び回ってとても楽しかったです。
結果的にこれがやはり今日一番のアトラクションでした。
アフリカのサファリでキリンに会う
次にアフリカゾーンに向かいました。
途中、ディスカバリー・リバーをにぎやかなバンドを乗せたボートが通り過ぎて行きました。
アフリカでは、小1時間並んでキリマンジャロ・サファリのバスに乗りました。
ケニアの本物のサファリで見ていて一番楽しかったキリンにここでも会えました。
これで2つのはずせないアトラクションを午前中にクリアできて一安心です。
申し訳ないラッキーなランチ
ちょうど若干早めのランチの時間です。
アフリカゾーンのベーカリーで意外に安くて美味しそうなのがあったので、その豚肉の方を「two pork」と言って注文したら、思ったより安い金額です。アレッと思いながら受け取りに行くとコーク2つが出てきました。
コークじゃなくてポークだと言って、コークも要るかと聞かれ、要らないと答えると、レジでの修正操作が難しかったのか、ポーク2つを無料で作ってくれて、コークもそのままくれました。
ラッキーと言うか、申し訳ない感じですが、美味しかったです。
アジアの絶叫系ライドでエベレストを疾走
次は、見たいショーがあるほぼ反対側の遠い所まで、アジアゾーンを通って行くことにしました。
チベット風の建物があったりして、アジアの景色も楽しめます。
その先に格好いい山がそびえているのがエベレストです。
絶叫系ライドのエクスペディション・エベレストの待ち時間が30分足らずだったので寄り道して乗ることにしました。
暗闇の中を後ろ方向に高速急カーブで走ったりするので、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンよりは怖い造りでしたが、これも楽しめました。
綺麗な“ニモ”と曲が良い“ライオンキング”のショー
ダイノランドまで歩いて行き、ちょうどショーが始まったばかりのファインディング・ニモ:ザ・ビッグ・ブルー・アンド・ビヨンドを待ち時間ゼロで観ました。
ストーリーや出てくるキャラクターをあまり覚えていないので、ショーの内容はよく分からなかったけど、綺麗なステージではありました。
次は、ディスカバリー・アイランド経由でアフリカゾーンに戻り、フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングの14時のショーに入って開演まで少し待ちました。
このショーは、馴染みのある曲がとても良かったし、賑やかで楽しめました。
これで、予めこれだけはと目星を付けておいたアトラクションを15時前に全制覇しました。
残り時間でのアトラクション駆け巡り
残る時間で見るアトラクションに選んだ1つ目のダイナソーを目指してまた反対側のダイノランドに戻りました。
待ち時間10分で入れて、真っ暗な中で色々な恐竜が出てくるちょっとスリルもあるライドでしたが、撮った写真はイマイチでした。
2つ目のアトラクションは、ディスカバリー・アイランドのイッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!という3Dメガネをかけて立体映像を楽しむショーです。座席に色々な仕掛けがしてあって、水が吹き出してきて少し濡れたり、ネタバレになるのでここに詳しくは書きませんが、最後の演出がとてもおもしろかったです。
3つ目は、アジアゾーンでちょっと気になっていたフェザード・フレンズ・イン・フライト!に行ってみました。ほとんど待ち時間なしでショーがいつのまにか始まって、トーカンを含む色々な鳥たちが出てきてはサーッと飛んでまたいなくなります。
それがしばらく続いた後、おもむろに男女のキャストが出てきて本格的なショーが始まりました。鳥たちが自然に芸をするのが、おもしろいしすごかったです。
事故なのか脚本なのか微妙で分からなかったけど、女性キャストの靴紐を何度もほどいてしまうカラスが、身に付けていたマイクの接続コードを靴紐の代わりに持って行ってしまい、音声が客席に届かないのでショーが続けられなくなりました。
女性は予備の装置に取り替えるべく後ろに下がって、その間は男性キャストだけがぎこちなくショーを続けて、それも含めてとても楽しめるショーでした。
最後にまたパンドラゾーンに行って、ナヴィ・リバー・ジャーニーに60分待ちで乗ることにしました。これは待った甲斐があって、水の上を進むライドで暗い中のアバターの世界を楽しめました。
アトラクションを予想以上の9種類も楽しめて大満足で出場し、チャイニーズ・テイクアウェイの夕食を買って宿に戻ると、ちゃんと水が出ました。
これで宿を移らずに済むし、夕食も美味しく食べられて、2日ぶりのシャワーでさっぱりして、めでたしめでたしでした。