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富士山一周歩きを始めてすぐコロナ禍で中断していましたが、3年ぶりに再開しました。
山中湖でサッカーW杯応援観戦
クジラの形をした山中湖の尾ビレの辺りにあるポイント制タイムシェアリゾート施設で自炊しながら連泊する間に、富士山一周道路の山中湖周辺の区間を歩くことにしました。
チェックインした初日は、小雨と霧で景色も見えず、部屋でのんびり過ごし、真夜中にキックオフしたサッカーW杯決勝トーナメント1回戦の日本 vs クロアチアを最後まで観戦しました。
山梨県にはフジテレビ系の地デジチャネルが無く、ABEMAインターネットTVもアクセス制限で見られなかったのですが、自宅のポータブルTV(プライベート・ビエラ)で受信しているフジテレビの地デジ放送を、持ってきたiPadの「どこでもDIGA」アプリでストリーミング再生する形で何とか視聴できました。
ところが、試合前半は段々とネット遅延が大きくなり、とうとう停まってしまった間に日本が先制点を上げたので、肝心なところはリアルタイムで見損ねてしまいました。試合後半〜延長戦〜PK戦は、ネット遅延が解消し、大丈夫でした。
忍野八海
朝3時までサッカー観戦して8時に起きたので寝不足だし、一日中晴れとの天気予報に逆らって小雨がパラつく中、山中湖南端(クジラのヘソ辺り)の旭日丘に車を駐めて、10:06発のバスで忍野八海まで行きました。
前回の富士山一周歩きでここから鳴沢まで歩いた際に忍野八海は一通り見ましたが、素敵な所だし雨も止んだので、今回もまた一巡りしました。
八海には含まれないけど写真映えするので人気の中池の周辺は、海外観光客でにぎわっていましたが、今日は富士山が雲の中で見えず、残念です。
山中湖に向かってしばらく歩いた所で、少し寄り道して出口池も訪れました。
八海で最大の池ですが、ここは他に誰もいなくてひっそりとしています。
ファナック通り
忍野八海と山中湖を結ぶ道は、「ファナック通り」と呼ばれていて、道路の両側にファナック社の黄色が特徴的な施設が延々と連なっていました。
この辺りは、水路の上の鉄格子が歩道になっていて、歩き心地は良くないですが、積雪時に除雪の手間を省けるからなのでしょうか?
山中湖に着いて以来、ずっと雲の中で目にすることがなかった富士山が、一瞬だけちらっと姿を見せてくれました。
しっかり冠雪した頂上付近が、思ったよりずっと近くに見えて、ちょっと感動的でした。
山中湖南岸
忍野八海から1時間半ほど歩いて山中湖の西端(クジラの口の部分)に出ました。
しばらくは湖畔にボードウォークがあるので、歩いていて気持ちいいです。
平日で閉まっているお店が多く、名物の“ほうとう”は宿のキッチンでも作れるので、結局デニーズでランチにしました。
さらに南岸沿いに反時計回りに山中湖を歩いて行くと、ワカサギの形をしたワカサギ釣り用のドーム船を見かけました。
車を駐めておいた旭日丘に14時半頃に着いて、今日の富士山一周歩きを終えました。
ここには、白鳥の形をした山中湖遊覧船「白鳥の湖」号が発着する桟橋がありますが、ちょうど本物の白鳥が船と同じ格好をしてすぐ横にいたので、絶好のシャッターチャンスを逃さずパチリ。
今日の歩行距離は、10.2kmでした。