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道の駅に寄って比叡山へ
地元の新鮮な野菜を目当てに9時の開店にあわせて道の駅 草津に行き、琵琶湖大橋(写真↓中央)を渡ってすぐの道の駅 びわ湖大橋にも寄った後、奥比叡ドライブウェイを通って世界遺産の比叡山延暦寺に向かいました。
今回の旅行で訪れるのは琵琶湖の南部だけですが、途中のびわ湖展望台からは、琵琶湖の北の方まで望むことができました。
比叡山延暦寺は3つのエリアに分かれていますが、道の駅に寄ったために、通常とは逆の横川→西塔→東塔という順番で見ることになりました。
比叡山延暦寺を訪れるのは、27年半ぶりの2回目になります。
横川エリア
まず最初に向かった横川中堂は、まるで秋の紅葉の時期に来たような雰囲気で、空気が冷たく清浄な感じで気持ち良く、とても印象的でした。
さらに奥に進み、恵心堂に寄った後、「おみくじ発祥の地」である元三大師堂を訪れました。
しかし、気軽に引けるおみくじは無くて、何か具体的な悩み事がある人が僧侶に相談に乗ってもらい、最後に僧侶がおみくじを引いて助言するという形になっているようでした。
西塔エリア
車で西塔エリアに移動し、小さな椿堂を過ぎて、なかなか見栄えのするにない堂に向かいました。
渡り廊下の下をくぐって、釈迦堂を見た後、引き返して反対側にある浄土院まで歩いて行きました。
浄土院の庭には、京都の龍安寺の石庭を思わせるような模様が付けられていました。
絶景ランチ
少し引き返す方向でしたが、比叡山峰道レストランで近江牛カレーライスのランチにしました。
窓辺の席からは琵琶湖の絶景が眺められ、よく目を凝らすと、対岸にある滞在中のホテルも見えました。
東塔エリア
最後に一番メインとなる東塔エリアに移動し、国宝でもある根本中堂を見に行くと、なんと修復中で全体がすっぽり工事用の建物に覆われていました。
修復のために瓦がすっかり剥がされていて、確かにこれなら全体を覆ってしまうのも納得です。
鉄骨のものものしい足場の向こうに、裸にされた大屋根が見えていました。
これはこれで、珍しい姿を見ることができました。
比叡山頂
比叡山頂に寄って、琵琶湖や京都市街を望む景色を見た後、比叡山ドライブウェイを通って下山しました。
草津宿本陣
まだ時間があったので、6年前に旧東海道を歩いた時に通った草津宿に寄りました。
ここは、東海道と中仙道の分岐・合流点で、それを示す追分道標が建てられています。
6年前は時間が合わずに中を見ることができなかった草津宿本陣を見学しました。
長い畳廊下の両側にいくつもの部屋がありましたが・・・
その一番奥に、最も身分の高い人(大名など)が泊まる上段の間がありました。
東海道五十三次の中で、復元したものを含めて現存する本陣の中が見られるのは、この草津宿と愛知県豊橋市にある二川宿だけですが、これでようやくその両方を見ることができました。
ホテルの部屋で夕食
本当は今日からホテルの庭にあるトレーラーハウスの方に引っ越す予定でしたが、昨夜、ホテルの予約サイトをチェックすると、滞在中のホテルの部屋タイプに今日・明日とも空きが出ていたので、今朝、フロントが開くのを待って今の部屋にそのまま滞在できないか聞いてみたところOKとのことでした。
住み心地の良い部屋で今日も夕食を食べられてラッキーでした。