東海道歩き21: 二川宿→吉田宿→(小坂井)

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昨日は暗くなって到着したために見られなかった二川宿に戻り、本陣資料館を見学しました。これまで歩いてきた旧東海道の本陣跡の中で、一番ここが当時の様子が分かるものでした。玄関からして写真のように立派です。奥の幕の先には、21畳もあって無駄に広いと思われるような玄関の間があって、ますます立派です。

奥へ奥へと進むと、殿様用の部屋があり、この周りには他とは別格な感じの風呂やトイレもあるし、立派な庭に面しています。当時の殿様は、参勤交代の途中の宿で1泊するだけでもここまでの格式が必要とされ、それだけお金もかかったわけで、その規模感が何となく実感できました。

二川宿を出ると、また坂道を登って下って、次の吉田宿、今の豊橋まで来ました。豊橋公園内にある吉田城は、本日無料公開とのことでラッキーです。

天守閣からは、すぐ横を蛇行して流れる豊川の素晴らしい景色が眺められました。

当時、この豊川に架けられていた「豊橋」は、幕府直轄の五大橋のひとつだったそうです。今の「豊橋」は、その場所の少し上流に架けられています。

「豊橋」を渡って旧東海道を北西方向に歩いていくと、豊橋市から豊川市に入りました。そうするとまた豊川を渡ったので頭が混乱しましたが、同じくらいの川幅があったものの、2番目の豊川は、昭和に開通した豊川放水路でした。

この日は、16km歩いたところで16時となり、日が暮れる前にJR飯田線の小坂井駅をゴールにしました。

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