糸島で牡蠣を焼き、素敵なカフェを発見

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スリリングな牡蠣焼き

福岡の実家に帰省した機会に、友人夫婦と糸島の牡蠣小屋に行きました。

時々、牡蠣が破裂して熱い汁を浴びるので、お店でオレンジ色のジャケットを貸してくれます。

しかし、さっそく一つ大爆発を起こして顔にも浴びたし、隣のブースから飛んできた汁を頭から浴びたりしました。

2年前に行った福吉漁港の牡蠣小屋は、肉類以外は持ち込み自由でしたが、今回は正月2日から開いている牡蠣小屋が多い船越漁港に行くと、ご飯・飲み物のみ持ち込み可のお店がほとんどでした。

写真のいろいろな具は、おにぎり以外はお店で注文したものです。

注文の仕方は2年の間に進化していて、スマホのLINEアプリからできて便利でした。

1人当たり1kgくらいずつ牡蠣を焼いて食べて、すっかり満足しました。

火山頂上の無情な鉄条網

腹ごなしも兼ねて、近くの火山(ひやま)の山頂に向かいました。

Google Mapで「火山山頂」で検索すると、素晴らしい海の展望の写真が出てくるし、山の名前もおもしろいです。

ほとんど頂上近くまで車で登れてしまうのですが、最後の部分を階段で登りきると、そこはNTT docomoの基地局でした。

鉄条網のある柵の内側の建物の外階段の2階まで登れば、良い景色が見えそうなのですが、立入禁止、赤外線カメラ監視中などの仰々しい警告があります。

結局、木々に囲まれて全く展望はありませんでした。

糸島の海岸から壱岐島を望む

悔しいので、近くの景色の良さそうな所を友人が検索して見つけた「野北海岸展望台」という所に行ってみました。

今度は当たりでした。

空気がとても澄んでいて、なんと壱岐島まで肉眼で見えました。

写真の水平線上に小さく突き出して見えているのは烏帽子島で、壱岐島はその奥に低く左右に広がっている方です。

生まれてから就職するまで福岡に住んでいましたが、壱岐島を見た記憶はないので、ラッキーでした。

素敵なカフェを発見

海を眺めながら学生時代の思い出話にふけっている間にもう14時半。

行ってみたかった白糸の森 森のカフェ 緑の詩というツリーハウス型のテラスを備えたユニークなカフェは、後30分で閉まってしまいます。

そこで、また友人が近くのカフェを検索して、歩いても行けるくらい近くに「白い美術館」という変わった名前のお店を見つけました。

電話すると正月2日でも開いているとのことで、さっそく行ってみました。

コーヒーにとてもこだわりを持つマスターが数種類のコーヒーそれぞれの特徴を詳しく説明してくれた後に選んで注文するので、期待も高まるし、それを裏切らない美味しさでした。

店内には、マスターのお父さん(初代マスター)が、世界と糸島のあちこちを旅して描いた絵が所狭しと並べてあります。

窓から眺める海の景色も楽しめるし、なかなか良い雰囲気の空間になっていました。

お店の一角には、楽器のライブ演奏をするスペースがあり、最初に入った時から気にはなっていたのですが、コロナで今は演奏を中止しているとのことです。

他のお客さんが帰った後は、マスターといろいろな話がだんだん盛り上がってきました。

その勢いで「少し聴きますか?」と聴いて欲しそうに言われ、こちらも聴きたいなあと思っていたので「ぜひ!」

年代的にこちらの方が馴染みがあるでしょうとのことで、奥から初代マスターが現れて、絶妙のMCも交えて、自作の曲を3曲、ギターの弾き語りで歌ってくださいました。

途中からはマスターもキーボードで伴奏に入り、最後は、マスターが自作の曲を弾き語りしてくれました。

思わぬ展開になり、コーヒーとケーキだけのつもりだったカフェで、素晴らしく濃密で楽しい時間を共有することになりました。

すっかり長居したので、このカフェの名物でもある陽が沈む景色も眺めることができました。

これから帰省する度に、ここに立ち寄る楽しみが増えました。

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