下呂2: 合掌村→郡上八幡→噴泉池

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下呂温泉2日目は、奥美濃の郡上八幡に足をのばしました。


宿で自炊の朝食は、シンプルな内容だけど、パンとスティルトンチーズが美味しかったです。

下呂温泉合掌村を見て歩く

宿から歩いて行ける下呂温泉合掌村の前に朝市が立つとのことで、自炊の食材として地元の新鮮な野菜などを期待して行ってみると、残念ながら観光土産品が中心でした。

そのまま合掌村の中に入り、伝統的な家屋が建ち並ぶのを見てまわりました。

全体的な雰囲気は、高山にある飛騨民俗村 飛騨の里に似ていましたが、展示されていた平安朝時代のひな人形には目をひかれました。

格好いい山城「郡上八幡城」に登る

今日は、車で1時間の郡上市(ぐじょうし)に出かけることにしました。

最後は思った以上の九十九折の山道でしたが、そこから見下ろす郡上八幡城と街の眺めはとても印象的でした。

まず、その格好いいお城を見に、ギリギリ曲がれるカーブが連続する一方通行の細い道を車で登って行きました。

城の一角には、戊辰戦争で白虎隊と一緒に会津若松城に籠城して新政府軍と戦った郡上藩士45名による凌雲隊を顕彰する碑がありました。

城から眺める郡上八幡の街は「魚の形」をしているそうです。

確かに右の方は魚の尾ビレのようですが、頭の方は木々に隠れてよく分かりませんでした。

木造で再建した城の中で日本最古という天守閣に登りました。

山に囲まれた川沿いの狭い平地に拡がる街が一望できて、なかなか楽しめるお城です。

飛騨牛朴葉味噌焼きの“とりこ”になる

城を降りて、河岸の崖に張り付くように建っている新橋亭というお店に早めのランチに入ると、川側の窓際のテーブルが1つだけ空いていてラッキーでした。

こちらに来て以来、あちこちで「飛騨牛」の看板を見て、一度食べてみたいと思っていたのですが、スーパーの肉売り場では途方もなく高い値段が付いていたので、ほぼ諦めていたところ、このお店に飛騨牛朴葉味噌定食があるのを見つけて入ったのです。

朴葉の上で焼いた飛騨牛の肉を味噌にからめながら食べるのは、期待を上回る美味しさで絶品でした。

郡上八幡市街めぐり

食後、街中の見どころを歩いて回りました。

一番おもしろかったのは、食品サンプル創作館 さんぷる工房です。

ショーウィンドウのデコレーションケーキは、実に美味しそうですが、食べられない食品サンプルなのです。

店内に入ると、ありとあらゆる美味しそうな見るだけの食べ物や料理が並んでいました。

そのすぐ近くに、やなか水のこみちという玉石を敷き詰めたフォトジェニックな小径がありました。

散策の最後に、長敬寺の入り口から古い街並みが残る職人街を眺めました。

河原の温泉露天風呂のトロトロのお湯につかる

下呂温泉に戻り、宿でしばらくゆっくりした後、河原にある噴泉池という無料の露天風呂に行ってみました。

周りに更衣室などはなく、全くオープンで、基本的に水着を着て入る温泉です。

宿の温泉は無色透明無臭でしたが、ここのお湯は、トロトロしていて硫黄臭もあり、温泉らしくて気に入りました。


今晩の夕食は、鮎の塩焼き、焼売と豚まん、サラダ、おでん風の煮物、ご飯でした。

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