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苔と階段が印象的な永平寺
石川県加賀市の山中温泉の宿から小1時間のドライブで、福井県にある永平寺にやって来ました。
参道を登って行くと、地面を覆う苔の美しさに目を奪われました。
永平寺は、道元が開いた曹洞宗の大本山で、現在も200名くらいの修行僧がここで修行をしています。
下の図に描かれている建物をほぼ一通り、1時間くらいかけて見てまわりましたが、所々で、修行僧の行列やお勤めが終わるのを待つこともありました。
入って最初の方にある傘松閣には、とても広い畳の部屋があり、その真ん中に仰向けになって寝転がってみました。
妻が言うには、学生時代に、ユースホステルもやっていた永平寺に、友人が泊まって、60畳もある部屋にたった1人で寝たそうです。
永平寺は、山の斜面に建物が散らばって建っているので、長い階段の廊下を通って建物から建物へ移動するところがありました。
妻は、これまでに見たお寺の中で永平寺が一番良かったそうです。
昼食は、永平寺から車で数分のお店で、この辺りの名物らしいソースカツ丼、おろし蕎麦、胡麻豆腐を美味しくいただきました。
予想よりこじんまりした東尋坊
午後は、永平寺から1時間ほどのドライブで日本海に突き出た東尋坊に来て、まずは観光船に乗ることにしました。
観光船は、最初に雄島を目指し、その柱状節理を海から眺めました。
船は、雄島から東尋坊に引き返し、幸い海が穏やかなので、柱状節理の崖に囲まれた狭い入江の奥まで入って行きました。
下船後、歩いてその入江を囲む崖の上まで行ってみました。入江の向こうに雄島も見えます。
一通り付近を歩いて柱状節理を上からも下からも楽しんだ後、雄島への橋の入り口にある駐車場まで車で移動して、歩いて島に渡りました。
島を一周する遊歩道を時計回りに歩き始めたのですが、ほぼ半周した所で道が水没していたため、そこから引き返しました。
海岸のごつごつした岩を楽しむことはできました。
東尋坊は、自殺の名所でもあり、有名な観光地なので、すっごい崖を想像していたのですが、思ったより高さも広がりもこじんまりした感じでした。