フランス02: 芸術の都としてのパリを観る

この記事は約4分でお読みいただけます。

ピカソやセザンヌも通ったお店で画材を買い求める

パリは、私も妻も学生時代に初めてヨーロッパを自由旅行した際に一通り観光しているので、今回は、当時まだ無かったオルセー美術館を観に行くことにしました。

最寄のメトロ駅から少し歩いてセーヌ川に出ました。この辺りのセーヌ河岸は、世界遺産でもあります。

写真のポンデザールという橋(芸術の橋という意味)を渡った対岸の建物がルーヴル美術館です。

妻は絵を描くので、この橋のたもとのセヌリエ(下の写真の左下の緑色のお店)で、画材を買い求めました。この画材店は、ピカソ、セザンヌ、ピサロなどの画家も通っていた老舗だそうす。

オルセー美術館は、車椅子フレンドリーではなかった

セーヌ川沿いに数分歩いてオルセー美術館に着きました。

実は、旅行前に妻がかかとを痛めて、医者からあまり歩き過ぎないようにと言われていたので、ちょっと大げさですが、ここでは車椅子を利用することにしました。

パスポートを預けるだけで無料で借りられましたが、オルセー美術館を車椅子でめぐってみると、あまりアクセシビリティが良くないことが分かりました。車椅子から降りて歩かないと見に行けない場所が多々あります。

5階の印象派の絵は、車椅子で見られましたが、ゴッホの作品などが展示されている2階は、エレベーターでは行けず、最後に車椅子を返してから、階段を歩いて登って見に行きました。

車椅子フレンドリーではないのは、元々パリ万博にあわせて建てられた古い駅舎を改築した美術館なので、仕方ないのかもしれません。

美術館の5階からは、モンマルトルの丘にそびえ立つサクレ・クール寺院に陽が当たって輝いているのが見えました。

ランチは、5階のカフェでパスタにしましたが、なかなか美味しかったです。

オランジュリー美術館で、モネの睡蓮の花に迫る

オルセー美術館に入る時に共通券を買ったので、セーヌ川を渡り、チュイルリー公園を歩いてオランジュリー美術館へ行きました。

ここは、モネ睡蓮の絵を鑑賞するがためにあるような美術館です。

ここでは、絵に近づいたり離れたりして眺め比べるのがおもしろかったです。

離れて見ると睡蓮の花に見えるのに、近くで見ると、どうしてこれが花に見えたのか不思議な部分もありました。

ノートルダム寺院でキリスト降誕のジオラマを見る

美術館を出て、近くのコンコルド広場オベリスクと少し離れたエッフェル塔を眺めた後、まだ時間もあったし、メトロの回数券も余っていたので、凱旋門ノートルダム寺院を見に行きました。

ノートルダム寺院の中には、クリスマスからまだ間もないので、キリスト降誕のジオラマ(クレーシュ)が展示されていました。

この後、フランス旅行中に訪れたあちこちの教会でも同様なジオラマを見かけましたが、ノートルダム寺院のは、さすがに一番大規模で立派なのが作られていて、上の写真はそのほんの一部です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »