ルクソール東岸で古都テーベの神殿遺跡を歩く

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ルクソール最終日の午後、カルナック神殿を訪れました。スフィンクス参道の先に第1塔門、第2塔門…と続いていて、全部で10の塔門がある広大な神殿です。

中でもすごかったのは、134本の太い石柱が立っている大列柱室です。映画『ナイル殺人事件』で上から落とされた岩を間一髪で避けるシーンがありましたが、この場所です。

ここにはハトシェプスト女王が建てた世界一の高さのオベリスクもあります。これには「後にこのオベリスクを見る人は、このオベリスクがどのようにして立てられたのかを不思議に思うことだろう」と書かれているそうです。色々な説はあるものの、本当にどうやって立てたのでしょう。

カルナック神殿は広大過ぎて、隅々までは見切れませんでした。一方、次に行ったルクソール神殿は、手頃な大きさでした。本当は2本のオベリスクがあったのですが、右側の1本は今はパリのコンコルド広場に立っています。

ここには若きツタンカーメンとその奥さんの像がありました。裏側にまわると、姉さん女房の奥さんが王の肩に手を回していました。

神殿を見た後は、ルクソールのスークを歩いて、おみやげに色々なスパイスを買い求めました。タラゴン、サフラン、コリアンダー、クミン、ブラックペッパー、グリーンペッパー、レッドペッパー、タマリンド、ジンジャー、マジョラム、アニス、ミックススパイス、カルダモンをゲット。

夜の国内線の便でカイロに戻り、エジプト到着時に1泊した同じホテルにチェックインすると、結婚式で大にぎわいでした。旅行中エジプト人の結婚式の習慣について詳しい話を聞く機会があったのですが、男性はよほどの財産がないと結婚できないんじゃないかと思えるくらい大変そうでした。式にも大勢呼んで、3日3晩続くそうです。


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