東海道歩き14: 府中宿→丸子宿→岡部宿

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府中宿(静岡)を出発する前に駿府城跡に立ち寄ると、この城を建てた家康がこんな姿で出迎えてくれました。天守閣は残っていないので、ここではお堀が一番それらしかったです。

府中宿を出て、安倍川餅の老舗で午前のおやつにしました。「安倍川餅」という名前は家康が名付けたそうです。

広々とした安倍川を渡って振り返ると、雨上がりの今日は空気が澄んでいて富士山がよく見えました。富士山の近くの旧東海道は夏の盛りに歩いてきたので、これまで雲の中に隠れていることが多かったですが、これからの秋冬にかけては期待できそうです。

丸子(まりこ)宿の旧東海道沿いの民家には、それぞれの屋号が書かれた看板が掲げてあって、当時の家並みの雰囲気がありました。そんな楽しい道の途中に、江戸時代からの味が楽しめる老舗がありました。広重の浮世絵にも描かれた名物とろろ汁のお店です。麦飯にとろろをかけて、さらに「わさびのお塩」というのを振りかけて食べるのがとても美味しかったです。

丸子宿から次の岡部宿までの間には、当時の難所の1つ宇津ノ谷峠を越えて行きます。その旧道は、当時の雰囲気にたっぷりひたれる山道でした。

岡部宿に着くと、当時の旅籠を再現した建物があり、ていねいな説明を聞きながら中を一巡りしました。写真の人形は弥次さん喜多さんを模したもので、年長で先に足を洗っている手前の方が弥次さんとのことです。

今回歩いた府中宿から岡部宿までは、とても変化に富んでいて楽しめるコースでした。

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