ヤマネコ号瀬戸内クルーズ2日目:家島→牛窓

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P8078078_2旅館で朝食をいただき、たっぷり昼食を包んでいただいて、9:30に出航。

一旦、港の奥に向かって、とってもお世話になった井伊旅館の前までヤマネコ号を持って来て、登檣礼をしました。旅館の方々も陸から手を振って、見送ってくださいます。

P8078086_2港の出口に向かっていると、漁船が追いかけてきて、何と生きたタコを3匹もくださいました。タコは、この辺りの特産品なので、嬉しいです。

家島、最高で〜す。

P8078092_2家島諸島の北側を、牛窓(岡山県)を目指して西南西に進みます。家島の西隣の西島も、大きく山が削られてしまっていました。

P8078103_2昼過ぎに、牛窓を守るように並んだ前島、青島、黄島などの多島海に近づいてきました。とても良い風で、エンジンを切って、純粋な帆走を楽しみます。

P8078109_2P8078112入港前に、船長が、いただいたタコをさばいてくださいました。塩ゆでしただけで、醤油もわさびも無くても、程良い塩加減で歯ごたえもよく、美味しかったです。

13時半頃に、牛窓の港に入りました。Route_2

P8078119 ここでも停泊場所に苦労します。ヨットが盛んな所なので、マリーナもいくつかあるのですが、どこも50フィートを超える大きな帆船を停められる所はなく、ようやくここならばOKという場所に着けたのですが、この日は年に1度の花火大会の日で、打上げ場所の防波堤から200m以内なので、花火の間は移動してもらわないとダメとのこと。

P8078124_2明日のお昼の買出しなどを済ませて、船を出して、船から牛窓巡りをします。ヨットハーバーの近くには、何とスクーナーが係留されていました。後で聞くと、トルコから観光船として使うために1年前に持って来たけど、木造なので許可が出ないそうです。

P8078126島々に囲まれた穏やかな水面でディンギーが盛んに走っているのを見ると、さすがに牛窓という感じです。

P8078135結局、ヤマネコ号は、牛窓の目の前にある前島の港に一晩停泊することになりました。

P8078134ヤマネコ号を置いたまま、すぐ隣から出るフェリーに乗って、牛窓にまた戻ります。

P807813910分程度のフェリーですが、瀬戸内らしい旅情があって、何となく良い気分。

タクシーで街外れ(先程のスクーナーの目の前)の宿まで行って、お風呂に入り、帰りは歩いて街まで戻ると、ぞろぞろと大勢の人が花火大会のお祭りの会場を目指して歩いています。

P8078156すごい人出で、夕食を食べられる場所を探すのにも苦労して、結局ラーメン屋で夕食を取りながら、花火が打ち上がるのも眺めました。ラーメン屋の女将さん達とも皆で話がはずみ、楽しかったです。

またフェリーで前島に戻り、私はその晩は、ヤマネコ号のフォアデッキで野宿しました。天の川まで見える星空の下、涼しい風に吹かれて気持ち良かったです。

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